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ダイライトやパーティクルボードの寿命について

lin********さん

2013/11/1515:55:12

ダイライトやパーティクルボードの寿命について

構造面材の寿命について教えてください。

構造面材にダイライトや構造用合板、ノボパンなどを使うと思うのですが、
壁倍率や透湿抵抗値などの仕様はわかったのですが、
実際使うのが家なので「どれだけもつのか?」がとても気になります。
メーカーのHPみてもイマイチわかりにくく、
寿命面で見た場合、一体どれが長寿命、高対候なものなのか
よくわかりません。


一応検討できるのがダイライトとノボパンSTPⅡなので
その二つに関して教えてもらえたら助かります。

ダイライトは割れやすいので地震などの影響でヒビがでてきたら心配とか
ノボパンはパーティクルボードなので湿気などで水分吸ったらすぐに
ボロボロになるとか調べれば調べるほどお互い寿命面では
良いところ以上に、悪いところが目につきました。

初期性能も大切かとは思いますが、末永くそれなりの性能を維持できるのは
どちらなのでしょうか?

補足ありがとうございます。
日本のような気候ではパーティクルボードは論外といった感じでしょうか?
関東在住なのですがダイライトかノボパンかで結露のリスクは大きく変わると考えるべきでしょうか?

工務店さん何社かに聞いたのですが軸組もツーバイもほとんど壁内結露を気にしているところがありませんでした。外壁通気とっていればノボパンでも問題ないとのことなのですがイメージ的に通気側より断熱材側が結露しないか心配です。

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ベストアンサーに選ばれた回答

kit********さん

編集あり2013/11/1614:00:05

なかなか難しい質問ですね。

●ダイライト
まずダイライトですが、この材料の長期的な耐久性については、まだ製品の年齢が若いのでだれも何とも言えないわけです。でも窯業系ですから、それなりに乾燥された状態ならかなり長い耐久性を持つものと推定します。

問題の耐震性と檄力に対する脆弱性についてですが、ハンマーや釘打機(ネイラー)などで不注意に取り扱えば割れたりすると思いますね。そして地震時などに面外応力が掛かれば針葉樹合板などの較べて靭性がない分弱いと思います。

私はダイライトの実物大の振動実験で神戸大地震の地震波を入力した動画を見て、いやこれはなかなか行けるぞと判断したわけですが、これとてもそれ以上の地震が来た場合に安全であるかどうかを保証するものではありません。

http://www.youtube.com/watch?v=yRKW2UmYz-I

●パーティクルボード
パーティクルボードについては、これが湿気に弱いことは昔から知られていることですので、このように透湿性の低い面材を外壁の外気側にいれれば高い湿度が維持される可能性が高い分、リスクが高いというのが、私の判断です。

《追記》
パーティクルボードに関して追記しますと、一般のパーティクルボードは、湿気を吸い込みますと厚さ方向に10~15%ぐらいの膨潤現象が見られ、これが板材の周辺部で顕著に起きますので、構造用面材としてはまさに周縁部の肝心の釘の保持力が無くなってしまうわけです。北欧ではパーテイクルボードは1970年代に構造的な部分に使われたことがありましたが、まさにこの現象と当時は尿素系物質の発散のために使用量が激減し、今は家具や浮き床部分や防音室などで限定的に使われるに過ぎません。確かに防湿性を持つ(接着材が防湿性を持つ)パーティクルボードもあるのですが、いかんせん透湿性能が悪いのが欠点なわけです。

実物大耐震実験などを見ますと、パーテイクルボードを面材に使った住宅などが神戸地震の何倍もの地震力に耐えているものもあります。でもこれはパーテイクルボードが乾燥している状態ではそれなりに頷けますが、膨潤を起こしたパーティクルボードとは雲泥の差があるのではなかろうかと推察いたします。

《補足への回答》
字数オーバーとなるので、質問の対象外である、針葉樹合板の部分を削除しました。

>工務店さん何社かに聞いたのですが軸組もツーバイもほとんど壁内結露を気にしているところがありませんでした。外壁通気とっていればノボパンでも問題ないとのことなのですがイメージ的に通気側より断熱材側が結露しないか心配です。

この件、以前にもあなたに同様の質問に回答しており繰り返しになりますが...
それは、防湿シートという大変に透湿抵抗の大きい層を室内側に設けると、外気側には相当透湿抵抗の大きな面材を入れても適切な内外透湿抵抗比(外壁ですとI、II地域で5:1、III地域で3:1、IV、V地域で2:1)を満足するからです。日本では現在、この抵抗比を守り、通気層さえ設ければ、面材の透湿性能値は考慮しなくても良いという一種の欺瞞というか、思い込みがまかり通っているからです。例えば、室内側のプラ系シート、外気側にノボパンでもOKというのは、これらが丁寧に施工されていれば水蒸気の侵入はないので矩体内結露も起こらないという風に、自己欺瞞的に考えてしまうからです。実際には建築物というのは、精密機械ではありませんから施工ミスも多く、工事中あるいは完成後にも水蒸気が躯体内に侵入してくることは多くの事例が示しているところですが、こうした場合、防湿シートーノボパンの構成では、水蒸気(結露して液相水分子になれば余計に)がその袋小路から逃げることが出来なくなってしまうわけです。私の意見は、外気側の面材の許容透湿抵抗値を0.001m2sPa/ngレベルにすべきであるというものです。スウェーデンの規定は0.002以下ですが、私はそれでも不足だと思っています。
ですので針葉樹合板でも、OSBでもMDFでもNGで、パーティクルボードなどは論外です。

>関東在住なのですがダイライトかノボパンかで結露のリスクは大きく変わると考えるべきでしょうか?

ノボパンについては透湿抵抗値が発表されていないために、パーティクルボード一般の実験値です。
性能値の発表を要求したいと思います。

パーティクルボード..12mm 0.008 m2sPa/ng(常温、相対湿度75%時)
ダイライト.......9mm 0.0011 m2sPa/ng
ダイライト.......12mm 0.0014 m2sPa/ng

パーテイクルボードはダイライトの7倍も水蒸気を逃がしにくいわけです。

質問した人からのコメント

2013/11/21 20:28:14

なかなか難しい問題だということが改めてわかりました。
耐震だけ考えればノボパンなんですけどね。
ありがとうございます。

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