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大江山の小式部内侍が即興で歌った「大江山いくのの道の遠ければ まだふみも見ず天...

f42********さん

2014/6/601:26:22

大江山の小式部内侍が即興で歌った「大江山いくのの道の遠ければ まだふみも見ず天橋立」って
メッチャうまいと思ったんですが、和歌のコツとかあるんですかね?

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mal********さん

編集あり2014/6/712:25:47

「大江山いく野の道の遠ければまだふみもみず天の橋立」
和歌は韻律により語数が決められており、その表現は西洋史の和声的なフォルムより律動的な形態に成っていきました。その中の修辞として目を見張るもの━外国語で表現できない詩の技法として枕言葉、掛詞、わずかな頭韻と脚韻が認められるようになったと思います。質問者さんが既にご理解されている通りここでは見事なまでの、あるいは華美とも謂える掛詞として「いく野」は「生野」で、「行く」に掛けられ、「ふみもせず」は「踏み」と「文」に掛けられています。また、「踏み」は「橋」の縁語であり、「大江山」「生野」「天の橋立」と謂う地名を織り込んで、極まるほどの技巧が施されています。ここまで修辞を凝らした即詠も珍しく、いかにも才気煥発な女流歌人と申せましょう。これも藤原定家が採っていますので後世に語り継がれたたと思います。尚技巧には凝りませんが、最近ミューヘン娘と謂う方が、紹介くださった式子内親王の歌
「忘れてはうち投げかかる夕べかなわれのみ知りて過ぐる日々を」
(つい忘れては、嘆かれる日々であることよ。私だけが知ることとして忍んで過ぎてきた月日に)を読んで感動しました。現代の短歌ではこの様な技法より象徴的な言葉を織り込んだりします。良い歌をご案内いただきありがとうございました。勉強になりました。
拙歌「雨露をふふみて花のまどかなる地(ち)の母たるや蒼き紫陽花」(mallini)

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