高3の受験生です。将来、体育教員などスポーツに関わる仕事をしたいと思っています。
高3の受験生です。将来、体育教員などスポーツに関わる仕事をしたいと思っています。 なので、東海大学の体育学部競技スポーツ学科か順天堂大学のスポーツ科学学部のスポーツ科学かに進もうかすごく悩んでます。 二つの大学を比べて良い点、悪い点などありますか?些細なことでもなんでも構いません。
受験、進学・3,721閲覧・250
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高校に進学するときには,「何を学びたいか」を基準に進路を決めたと思いますが,大学に進むときには 「就職するために何を学ばなければならないか」を基準に決められた方がいいと思います。 例えば教員になりたい場合,大学の受験は受ければ合格するものですし,教員の免許は授業にきちんと行けば くれるものです。(大学に合格できないようなレベルでは難しいと思って下さい。) 問題は,採用試験の競争倍率です。免許を持っていてもなかなか採用されないのです。 例えば,毎年大学から多数の学生さんが卒業されます。工業系の大学の場合は学校の先生にならなくても 他にいくらでも就職先があるので,比較的技術科や工業科の先生の競争倍率は低いのです。 これは英語科についても言えることです。 対して体育科の場合専門を生かした職業が先生以外にどのぐらいあるでしょうか。体育の先生の競争倍率は ものすごいと想像できますね。 したがって,あなたが本当の学校の先生になりたいのであれば,目標は大学ではなく教員採用試験です。 教員採用試験であなたが合格する理由をどのくらい確保できるかということがポイントになります。 もちろん1次試験(学力考査)ではじかれているようでは話になりません。勝負は2次試験(面接)です。 例えば,あなたがインターハイに向けて努力を重ねていたとします。例えそれでいい結果が出せなかったとしても あなたは,スポーツに対して取り組む情熱を生徒に伝える事ができるはずです。これが合格できる理由の一つです。 ただし,少なくともあなたが努力した証拠があきらかに面接の場面で示せなければなりません。 そのような合格できる理由を採用試験までにいくつ用意できますか?しかも強力なものを。 どちらの大学に進んだ方があなたの努力が証明できますか?教員採用試験は必ずしも結果は必要ありません。 他のスポーツ関係の場合は結果が必要でしょう。そのあたりを考えて選ばれた方がいいでしょう。 また,教員に焦点を絞るなら教育大学も選択肢に入ります。教育大学では副免がとれます。例えばあなたの場合は 体育1級+小学校2級とか+技術2級などです。なんのために副免をとるかというと,1年目に体育科で受験して 失敗した場合,2年目には副免の教科で試験を受けることを選べます。競争率の低い教科を選ぶのがポイントです。 養護学校などもねらい目かもしれません。それで例えば技術の先生として採用されたとしても,あなたの持っている 免許は体育1級+技術2級ですからあなたは体育の先生です。採用されてからは受験科目は関係なくなります。 どうですか?副免も欲しくなってきませんか? 漠然と体育関係の仕事ではなくズバリあなたは何をしたいのですか?実はあなたは体育がしたいだけなのではありませんか。 それなら体育を好きなだけして卒業したら就職難民になるのもいいでしょう。 しかし,はっきり進路を考えるならそのために何を身につけなければならないかを考え戦略を立てて進路を決めるべきです。 大学は遊びに行くところではありません。在学期間にあなたが何をえるかによって,面接での武器が決まるのです。
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