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窓という漢字の由来

gon********さん

2007/10/3022:05:55

窓という漢字の由来

窓という漢字はどのような由来でできたのですか?
壁に穴を開けるのであなかんむりを使っていることはわかったのですが
その下の“ム”と“心”がわかりません。

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ベストアンサーに選ばれた回答

fon********さん

編集あり2007/11/118:54:11

「窓」は略字で、直接の旧字体は「窻」です。
 * 説明の便宜上、質問者さんのPCのOSがXPか2000であるとして、“環境依存文字”を使います。
 もし文字が表示されず、「・」になるようなら、番号などに置き換えます。
本字は「窗」です。
[囪]の部分が窓枠と桟をかたどっていることはお分かりですね。
実はこれが原字で、“まど”という字義と「ソウ」 (便宜的に日本の音で書きます) が備わっていたのです。
つまり最初に象形文字に由来する「囪」があったところに、義符 (部首) として[穴]を附け加えて、
形の上では『義符[穴]+声符[囪]』となるようにしたわけです。
上に述べたように[囪]は単なる声符 (発音記号) ではありません。
このような場合「会意・形声字」と称します。

 次に“まど”とは全く別に、[心]を義符とし、[囪]を声符 (この場合は純然たる発音記号) として「悤」という字が作られました。
 “心が慌ただしい”→“にわか”という字義で、「怱怱(そうそう)」の「怱」はその略字です。
 この「悤」は、「總」、「聰」などの声符になっています (「緫」「聦」はその略字)。

さらに“まど”の本字「窗」を単純な形声字であるかのように扱い、“声符”(実は原字) の[囪]を[悤]に取り替えたのが旧字体「窻」です (◆はその略字)。
 ◆: http://www.unicode.org/cgi-bin/GetUnihanData.pl?codepoint=41ab
また「窻」の義符[穴]を[片]に取り替えた[牕]という異体字も作られています (「牎」はその略字)。

 一方、「悤」の[囪]を (省略の意味も含めて) [公]に取り替えた「忩」という字が作られました。
 常用漢字、人名用漢字になった「総」、「聡」はこれによって生まれた略字と言えます。

新字体「窓」は、旧字体「窻」の[悤]を[忩]に取り替えたものですが、その際、アナカンムリの下部の[儿]と[忩]の上部の[八]が重なるので、
後者を省いて[公]→[厶]にしものです。
その結果、質問者さんが疑問に思われた[厶]、[心]というわけの分からないバラバラのパーツの集まりになってしまったわけです。

最後に整理しておきます。
 囪:原字
 窗:本字 
 窻:正字 (旧字体)
 牕:同字
 ◆:略字
 牎:略字
 窓:略字 (新字体)
 

質問した人からのコメント

2007/11/2 13:39:11

いろいろな角度からつくられて現在の形になったのですね。感服しました!

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

sup********さん

2007/10/3022:42:05

「窓」は「窗」を略してできた形。
もともと象形文字なのです。形に意味があります。
もとは「窗」の穴冠の下の部分だけで窓の形を象っていました。
その後これに穴を加えて「窗」とし、さらに変化して「窗」の下に心を加え、
現在の「窓」になりました。

象る(かたどる)

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