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亀田といい井上尚弥選手までL字使いはじめましたが、そんなにメイウェザーの影響力...

nbq********さん

2014/9/903:36:48

亀田といい井上尚弥選手までL字使いはじめましたが、そんなにメイウェザーの影響力は大きいのでしょうか?自分のボクシングをすればいいのに‥

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wam********さん

2014/9/1013:43:12

日本国内で「L字ガード」と呼ばれているディフェンスワークですが、本場アメリカでは、「Philly Shell(フィリー・シェル)」もしくは「Shoulder Roll(ショルダー・ロール)」と呼ばれる伝統的なテクニック(守備における1つのスタイル)の1つで、 高い身体能力と柔軟性を併せ持ち、優れたバネとスピードに恵まれた黒人選手たちを中心に受け継がれてきたものです。

だからと言って、必ずしもアメリカに生まれた黒人選手の専売特許というわけではなく、”史上最高のディフェンスマスター”と謳われるウィリー・ペップ(米)、”アンタッチャブル(El Intocable)”の異名を取ったニコリノ・ローチェ(亜)は、生まれ育った国は違えど、2人ともイタリア系移民の息子で白人。


勘とスピードに優れた右構えのボクサーが、半身の態勢で前に出た左腕を腰の辺りまで下げ、挑発半ばに相手の攻撃をいなしながら鋭いジャブを放ち、軽快なフットワークで翻弄する。

即決型のハードパンチャーが創出する戦慄的なノックアウト・シーンや、勇敢なファイター同士が繰り広げる、互いに1歩も退かない凄絶な打撃戦とともに、スピード&スキルが際立つ、ボクシングという競技の魅力を象徴する場面の1つです。

左のガードを完全に下げ、半身のまま肩を左右に動かしながら頭を後ろにそらす動きは、国籍や肌の色の違いに関係なく、グローブ着用のクィーンズベリールールとともに、近代ボクシングが産声を上げた19世紀後半~20世紀初頭の頃から、ボクサーたちの間で自然発生的に誕生したのではないかと、勝手に想像を張り巡らせたりしています。

特別な理論や理屈、指導などとも無関係に、「できるヤツはできる」という類のものではなかったのかと。


ただし現在のメイウェザーがやっている「Philly Shell or Shoulder Roll」は、右の拳を顎の下に貼り付け、常にフリーにするのは左のみ。そして後ろにそっくり返りながらシャフトのように体を左右に回転させるというもので、伝統的な「Philly Shell or Shoulder Roll」とはかなり趣を異にする。

左のヒジを高く上げながら前に出したり、露骨なクリンチ&ホールドを厭わないダーティなやり口も含めて、あくまで「メイウェザー流のPhilly Shell or Shoulder Roll」と捉えた方がよさそう。

今現在のメイウェザーのやり方は、マネー・メイ自身が実戦経験を土台に研究と試行錯誤を繰り返しながら、叔父のロジャーとともに練り上げた、独自のスタイルと言えるのかもしれません。


メイウェザー・スタイルの影響を色濃く受けた日本人ボクサーと言えば、亀海喜寛が筆頭に挙げられる。もしかしたら、採り入れたタイミングは大場浩平の方が早いのかも・・・・

2人とも平均的な国内・地域レベルはともかく、ワールドクラスの実力者相手に成功したとは言い難い。

亀田和毅も井上尚弥も、現時点ではせいぜい”メイウェザーもどき”といったところで、ご質問者のご意見に賛同します。

打た脆い上に1発で倒す力がない和毅は、ガードを固めて頭ごと体当たりしていく”亀田スタイル”に、最後は頼るしかない。ある局面において、それもごく限られた短時間なら格好を付けられるでしょうが、たとえば一定の時間ロープを背負った状態で続けるのは困難です。見た目の印象を瞬間的にアップさせ、少しでも採点で優位に立つのが目的で、本気で自分のスタイルにするつもりはないのでは?

パンチ力と手足の速さに優れた井上も、ご指摘の通り正攻法のボクサーファイターを究めた方がいいとは思いますが、どうしても本人がやりたいのであれば致し方がありません。

ディフェンスで遊ぶ余裕(というほどの水準ではまだありませんが)よりは、迷いのない鋭い踏み込みから、強烈な左フックと矢のような右ストレートを射抜く姿を見たい。素直にそう思います。


◎参考映像:The greatest defensive artists of all time
①Part 1 : youtube.com/watch?v=_Ct2jCu7y9Y
ペップ、ローチェ、ベニテス、ウィテカー
②Part 2 : youtube.com/watch?v=F5Pw2elzBik
ウォルコット、ムーア、アリ、デュラン、メイウェザー

在米マニアたちの中には、メイウェザーではなくジェームズ・トニーを「最高のL字の使い手」として評価する者が目立つ他、ホプキンスやウィテカーもに仲間に加えたりもしますね。

私もメイウェザーよりトニーが洗練されていると思います。実際の戦い方は違いますが、構えだけならガンボアもお仲間と言えるかもしれません。

*L字ガードに関する別回答
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1491938819

  • wam********さん

    2014/9/1013:43:44

    ◎参考映像
    ①ウィリー・ペップ(世界フェザー級王者/1940-59)
    242戦230勝(65KO)11敗1分(国際ボクシング殿堂・以下IBHOF)
    (1)レイ・ファメション戦 : youtube.com/watch?v=Xq09V2AeKvo
    (2)シュガー・レイ・ロビンソンとのエキジビションマッチ : youtube.com/watch?v=iYlrqhQJ0dY
    *シュガー・レイ44歳、ペップ43歳

    ②ニコリノ・ローチェ(世界J・ウェルター級王者/1958-1976)
    藤猛をなぶり者にして王座に就き、A・セルバンテスの挑戦を一度は退けている。
    136戦117勝(14KO)4敗14分(IBHOF)
    (1)ハイライト : youtube.com/watch?v=FZ84p8Z19Nk
    (2)藤猛戦 : youtube.com/watch?v=DQjBDsHOpv4

    ③ジョージ・ベントン(ウェルター~ミドル級/1949-1970)
    76戦62勝(37KO)13敗1分
    フィラデルフィア出身の名選手。エディ・ファッチの直弟子で、引退後トレーナーとして成功。数多くの世界王者をサポート。
    (1)ハイライト : youtube.com/watch?v=Tx0oAdtSXi8

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質問した人からのコメント

2014/9/13 20:28:45

ありがとでした

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wal********さん

2014/9/920:38:54

影響はもちろんあると思います。ただずっとL字をやってた訳ではないし、いろんな引き出しがあることを見せたかったのと実際の試合で試してみたかったのではないかと思います。

me_nonoさん

2014/9/910:14:03

あまり使ってほしくないと思いながら観てました。

tod********さん

2014/9/910:03:22

井上選手はメイウェザー選手に限らず海外の一流選手の動きをよく取り入れていますね。個人的には基本的には自分のボクシングをやっているし、ああいうのは遊びの要素もあるのかな?と思ってみています。

rir********さん

2014/9/908:34:13

亀田はともかく、井上ぐらいバンチがよく見えているとバンチをうちやすいのだと思いますp(´⌒`q)特に打ち終わりカウンターや狙いやすく相手のバンチをウィービングやパリなどで避けた後の左の返しは命中率抜群、クロスカウンターもうちやすいスタイルだと思いますp(´⌒`q)

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