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ID非表示さん
2014/9/20 23:27
髄鞘=細胞の部分の名前 神経鞘=細胞たちの集合に役割として与えた名前。 シュワン細胞=核+髄鞘。これらは原材料とその部分の名前。例えば、断熱テープ=セロハン+ウレタン。 髄鞘は、神経線維を電気から遮断するという役目を持つ構造の名前。例えば、断熱テープを水道管に巻くと、断熱材と呼ぶ。 断熱テープはひとつの長さと幅が決まっている=シュワン細胞はひとつの長さと幅が決まっている 断熱テープを水道管に次々に巻いていくと、少しずつ隙間ができる=シュワン細胞を神経線維に次々に巻いていくと、少しずつ隙間ができる。 ズラッと並んだ巻いた断熱テープたちを、まとめて断熱材という=ズラッと並んだ巻いたシュワン細胞たちを、まとめて髄鞘という。 神経鞘は多数のシュワン細胞たちの集合で、一定の役割りや性質をもつもの。 AKBは多数のアイドルたちの集合で、会いにいけるという性質をもつ。 まゆゆはAKBの一員だが、まゆゆを指して「AKBだ」と言うことがあるように、シュワン細胞を指して「神経鞘だ」と言うことがあります。添付の教科書ではこの文脈で用語が使われています。 医学特に神経学では同一用語を文脈によって違う意味に用いたり、同じものを視点の違いから別の名前で呼ぶなどの混乱が多くあります。あまりに研究することが多いのでひとつの研究と別の研究が出会うまでに時間がかかり、出会った時には互いに独自の名称の体系ができていて、直し様がなかったのではないかと思います。なので今後も同じようなことがたくさん出てくると思います。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございました!分かり易いです。
お礼日時:2014/9/26 21:57