女性宮家の何がいけないのですか? 〈旧皇族復帰の例〉 竹田恒泰さんが皇族に復帰して竹田宮恒泰王になったとします。
女性宮家の何がいけないのですか? 〈旧皇族復帰の例〉 竹田恒泰さんが皇族に復帰して竹田宮恒泰王になったとします。 眞子殿下が竹田宮に嫁がれ、生まれた子を天皇にするのはOK? 〈女性宮家の例〉 眞子殿下が女性宮家を設立されて竹田恒泰さんが婿入りして、生まれた子を天皇にするのはOK? どちらを当主にするかの違いだけで、大して変わらない気がします。
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ベストアンサー
>何が行けないのか? 女系導入による皇室廃絶の手段として悪用されるから、です。 共産党、社民党、中山千夏、雁屋哲などは、常日頃から「天皇制廃止」を叫ぶ皇室廃絶派です。 こういう連中が、昨今の皇位継承問題、つまり男系か女系か、という議論に、女系推進派として参加してます。 そもそもこの問題は、「皇室のより永い存続のために」という目的のはずです。 なのになぜ、存続を望まない勢力が女系推進派として参加するのですか? これってつまり、「女系導入を皇室廃絶のための手段に利用してるから」でしょう・ 実際、中山千夏は「女系に賛成する、その方が皇室廃絶につながるから」という主旨の発言をしてます。 しかし一方で、当の女系賛成派は、こういう悪用する連中に対して、なんら批判をしておりません。 女系賛成派のなかから「皇室存続のための女系論を、廃絶の手段にするな」という主旨の発言は、2006年当時より、なぜか皆無でした。 質問者さまは、これを絶対に覚えておいて、忘れないようにしてください。 で、第1次安倍政権は、悠仁様誕生で前提が変わったとして、小泉有識者会議報告書の不採用を決定しました。 つまり、女系導入は明確に否定されたわけです。 2011年ごろに女性宮家創設を言い出したのは、これに不満な女系強要勢力、つまり皇室廃絶派なんですよ。 実際、女性宮家推進派は、不採用が決定してるはずの小泉有識者会議報告書を、その論拠としてます。 しかしこれも、第2次安倍政権が2013年春に、議論停止を決定し、事実上の廃案です。 ちなみに、小泉有識者会議報告書の不採用決定にも、女性宮家議論停止の決定にも、皇室からの否定的な反応はありませんでした。 もう一度言いますが、女性宮家には皇室のためにならない要素があるので、退けられたのです。 >旧皇族復帰の例 それは問題ありません。 似たような先例もありますし(第58代光孝天皇と第59代宇多天皇)、何より血統も継承根拠も、男系になるからです。 第125代今上天皇の男系子孫であるその天皇から、第93代後伏見天皇の男系子孫であるその子へ、とね。 >女性宮家の例 ダメです。 それでは皇位継承の根拠が「眞子様の子だから天皇に」、つまり女系になってしまいます。 これまで、皇統には女系血統のみでの皇族が存在しないように、「皇位継承の根拠が女系」ということも皆無でした。 一見してそのように見える斉明→天智も元明→元正も、ともに中継ぎであって、女系継承ではありません。 また、血統上で問題がなくとも、ひとたび女系継承を認めてしまうと、やはりそれも女系強要勢力という皇室廃絶派に悪用されるでしょう。 「女系継承が認められてるから、女系血統も認められるべきだ」とかね。 >大して変わらない気がします ただの錯覚です。 上記説明にあるように、「皇位継承の根拠」という大きな違いがあります。 この問題でひとくちに「男系」「女系」と言う場合、血統だけでなくて、「継承根拠」という要素があるのを忘れないでください。
質問者からのお礼コメント
ありがとうございました
お礼日時:2014/9/29 21:44