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ヘロドトスの歴史を読もうと思っています。どれくらいの予備知識が必要でしょうか?

gir********さん

2015/3/1820:02:19

ヘロドトスの歴史を読もうと思っています。どれくらいの予備知識が必要でしょうか?

補足春秋左氏伝も読もうと思ってますが、予備知識要りますかね?

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cel********さん

2015/3/2321:24:49

原文の(現代の)日本語訳を読もうと思われたのだと思いますが、読もうと思われた動機、というか、目的にもよるのかも知れませんが、特に「何かを知りたい」という具体的な目的があるというよりは、「何となく面白そうな気がする」という事であれば、「ヘロドトスの”歴史”には特段必要な予備知識はない」、といってよいと私は思います。(勿論、あるに越した事はないですが…)、「春秋左氏伝」については、他の方の回答にある通り、高校の世界史の教科書の中国の春秋時代の記述程度を理解しておけば充分、と思います。

但し、どちらも、どこの場所の話をしているかがわからないとイメージがつかみにくいので、地図はあった方がいいでしょう。(ヘロドトスの「歴史」については、歴史地図に出てこないような地名も多いので、下記の様に現代の地図でも可、というかその方がいいかも…。左氏伝を読むには、春秋時代の歴史地図は合った方がいいでしょう。)

ヘロドトスの「歴史」は、現代人の目からしたら到底事実とは思えないような伝説も書いてある「物語」風の内容で、かなり読みやすいです。地名・人名については、アテナイ、スパルタ、エジプト、テミストクレス、ダリウスとか言った有名なものを除けば、聞きなれないものもかなり登場しますが、地名については、註を見れば、それが現在のどれにあたるか、が書いてあって、現代の地図でも位置はわかります。(但し、結構な頻度で註を見ながら読まなければならない事は覚悟した方がいいと思います。歴史地図があっても、それを先に頭に入れておくよりは、わからない時は註を見て次に地図を見て、というやり方の方が効率的でしょう)人名は、仮に全然知らなくても、その人物が何をしたかは、「歴史」自体に書いてありますから、事前に知っていても、それは単に「歴史」の一部を先読みしているに過ぎません。「○○の戦い」も同様です。『読む前から、それがわかっていないと、ヘロドトスの「歴史」が理解できない』なんて事は全くありません。


「春秋左氏伝」の原文は、↓のようなものです。

http://zh.wikisource.org/wiki/%E6%98%A5%E7%A7%8B%E5%B7%A6%E6%B0%8F%...

この漢文の意味をわかって頂く必要はありませんが、基本的な構成が、『出来事が年毎=魯の君主のに分けて書かれている。』、『「春秋」の原文("経"の次に続く部分)がまずあり、それに"傳"という注釈が続く』というものであるのはご理解頂けると思います。このうち、"経"は非常に短く、"お話"として面白いものである可能性があるのは"傳"の方ですが、それでも、(事例毎に差はかなりあるとはいえ)非常に大雑把に言えば「エピソード程度」の量しかありません。おまけに、年毎の記述なので、人物毎や特定の「国」毎の「歴史の流れ」を把握するのには向きません。(話が「ブツ切れ」になっている為)
更に、記述は、魯の国から見た立場である為、決して強国だったとは言えない魯の話が中心になっています。
ですので、普通の歴史の本を読んで得られる印象と、春秋左氏伝そのものから受ける印象は、かなり違ったものになるのが、むしろ自然です。

「歴史の流れ」を把握する事が目的であれば、春秋左氏伝ではなく歴史の本を読んだ方が手っ取り早くかつ全貌がわかりやすく、春秋左氏伝の原文を読む意味は、むしろ「エピソード」を読む事になるでしょうから、その「エピソード」を理解する上の最低限の基礎知識、例えば、「周の王の権力は実質的にはごく弱く、元は都市国家だった諸侯が領域国家になりつつあった」とか「晋や楚が強国で、魯や衛はそれほどでもなかった」とかいった程度があれば十分、と思います。


追記)

現在は、ネットという便利なものがあるので、原文を読んでいて、この言葉の意味がわからないとどうも今一つわからんなぁ…」と思えば、いつでも(例えば)コトバンク(↓)などで調べる事が出来ます。
https://kotobank.jp

つまり、予備知識でひっかかったと思えば、いつでも簡単に調べられるし、コトバンクなどにも書いていないような事は、事前に知識を仕入れる事が非常に難しい事項、とも言えます。

自分の事で恐縮ですが、(昔過ぎて正確には覚えていませんが)中学校高学年か高校低学年の時に”古代ギリシャ・マニア”だった時期があり、岩波文庫の古典の翻訳(ヘロドトスやギリシャ悲劇など)を読みまくりましたが、学校で習う以上の基礎知識はありませんでしたし、なくたって、”翻訳を読む事自体が基礎知識を獲得する事”であるのは、体験上間違いと思います。

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fuu********さん

2015/3/1904:29:05

高校の世界史教科書のその地域、その時代の記述ぐらいの知識があればいいんじゃないでしょうか。翻訳書についている注を注意深く読むことは必要でしょうが。
また、手元に、高校生が副読本として使う、イラストによる解説がふんだんにはいった、年表と歴史地図を1冊にしたような本(アマゾンでも売っています)を置いておくと便利だと思います。
だいたいその種の古典の翻訳書が読者として想定しているのは専門家ではなく一般の読書家でしょう。その本を読むのに必要だが、そういう人たちが知らないような知識は、前書きやら解説やらで説明してありますよ。

ito********さん

2015/3/1822:00:01

マラトンの戦い
アケメネス朝ペルシア
キュロス
カンビュセス
ダリウス(ダレイオス)
クセルクセス
テルモピレーの戦い
サラミスの戦い
プラタイアイの戦い
アテネ
スパルタ
とは何か、という質問に答えられる基礎知識があれば、あとは大丈夫だと思います。

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