GTOの主人公、鬼塚英吉が乗ってるカワサキ750RS(Z2)ってエンジンを900に交換して更に様々なカスタマイズ(湘南純愛組劇中ではヨシムラのカムにタイセコのピストンで1105ccと説明されてた)されて
GTOの主人公、鬼塚英吉が乗ってるカワサキ750RS(Z2)ってエンジンを900に交換して更に様々なカスタマイズ(湘南純愛組劇中ではヨシムラのカムにタイセコのピストンで1105ccと説明されてた)されて 最高速度は推定300kmオーバーというとんでもない魔改造車になってましたが 現実でZ2に同じような改造を施して300km以上出す事は可能なのでしょうか? バイクには全然詳しくないのですがカムやピストンを改造するとどのような効果があるのでしょうか? そもそもヨシムラのカムやタイセコのピストンっていうのはどういうものなのでしょうか?
ベストアンサー
Z2って日本で人気があるみたいですけど 元はZ1という900ccの輸出用バイクがベースで 日本での販売時に、自主規制に合わせて ボアとストロークを縮めて750㏄してできたバイクなんです クランクシャフトの大腿部のベアリングの設計などは 市販車としてあまりほめられたものではありませんが AMAのスーパーバイク(というレースのカテゴリー)などで 1000-1100㏄までボアアップされて アメリカや日本のレースで活躍しました エンジン自体はZ1、KZ1000、FXなどまで積まれています ローソンレプリカと誤って呼ばれている 緑色のKZ1000もこのエンジンです。 ワイセコはこういったチューン特に80年代の定番的パーツで いまでも入手可能です http://www.win-pmc.com/other/wiseco/linenup_on_kawasaki.html#z1 カムシャフトはバルブを開いたり閉じたりするタイミングと バルブの突出し量をを決めるパーツで まあ、これを大きくするとガソリン(というか混合気)をたくさん入れる準備ができると思ってください 混合気がたくさん入れば、エンジンの回転も高くなり パワーが出ると こういった仕組みです ピストンは市販車はたいてい鋳物ですがこういった 場合は鍛造品を使います。組成的に熱などに強く 大きな爆発力にも耐えるものです 80年代のスーパーバイクなどの定番チューンですが キャブレターと排気管はどうなのがついているんでしょうか ノンカウルだと350km/hは難しいんじゃないでしょうか 300km/hもよほど条件の良い長い直線がないと 難しいと思います 富士スピードウエイなどの高速型のサーキットでなら あるいは可能かもしれません
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もう一度確認してみたところマシンについては 「ヨシムラのカムにワイセコのピストンで1105cc、圧縮比のアップにダイレクトエアー。ZIIの中では相当にカリカリの高速仕様、260オーバーは楽勝で狙える」 「しかしフォークもフレームも時代遅れのシロモノ。例え260km以上エンジンが絞り出したとしても風圧とハンドルのジッターを抑え込むにはゴリラ並みの腕力が必要」 「更にこのZIIはかなり薄めのジェッティングになっており、ハンドルのジッターを抑えてエンジンが260km絞り出したとしても膨張の臨界までもって10分」 と説明されておりました またよくわからない単語満載ですw 走るコースについては 西湘バイパスの入り口を封鎖して他に車両が居ない状態としアクセルを開け続けて小田原の出口に先に着いた方が勝ちとする という内容でした
質問者からのお礼コメント
丁寧な回答どうもありがとうございます
お礼日時:2016/6/8 22:07