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巨匠と呼ばれる映画監督の中で小津安二郎監督は好き嫌いが分かれると思いますが、...

hyu********さん

2016/6/2900:50:30

巨匠と呼ばれる映画監督の中で小津安二郎監督は好き嫌いが分かれると思いますが、私は大好きな監督の一人です。

嫌いな人の多くの意見は
ワンパターン
単調なストーリー
わざとらしい台詞回し
などが多いかと思いますが、私同様小津好きの人の好きな理由もまた、嫌いな人の嫌いな理由と同じくワンパターンや単調なストーリー、わざとらしい台詞回しなどが含まれるかもしれません。
私の場合、好きな理由として、圧倒的な画面の美しさを挙げます。特にカラー以降がそうですが、ワンシーンを静止画で観ても直ぐに小津映画と分かります。
その位計算された画面と思います。
私以外の小津映画好きの方はどういう点に魅力を感じられますか?
因みに私は小津映画のサントラも好きです\(^o^)/。

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ベストアンサーに選ばれた回答

tok********さん

2016/6/2910:39:30

小津安二郎の作品は、平凡な生活の中にある問題点などをテーマにしています。
カメラも固定して写す場面が多く
決して派手な作り方ではありません。
でも、
細かいカットの連続。
綺麗な日本語の会話。
これらにいつの間にか引き込まれます。
特に、「東京物語」のオープニングの場面。
尾道市の情景数カット写し、
観るものにロケーションを把握さえ、
その後、東京の場面では、工場の煙突を写し、場所の変化を把握させます。
人々の会話の場面では、
綺麗な言葉がカットごとに次々と表現され、圧倒されます。
ご質問にあるように、一つ一つの画面がとても綺麗です。
私は、このような小津作品が大好きです。
素晴らしいと思います。

  • 質問者

    hyu********さん

    2016/6/2910:45:33

    コアなご意見敬服します^_^。
    確かに一見手抜きとも思えるカーテンショットも実は物凄い印象度があるのですよね。
    多分、小津監督という方は非常に緻密な計算家だったような気がします♪(*^^)o∀*∀o(^^*)♪。

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hor********さん

2016/7/308:43:44

構図の美しさ。
移動やパン、フォーカスなどは(例外はあるが)使わない。
対話場面の切り返しのリズム。
労り合い慈しみ合う家族もいつか崩壊して行く、人の世の無常。
などでしょうか?

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tor********さん

2016/6/3023:57:09

笠智衆さんのインタビューで、小津監督は俳優にとにかく何もするな、とだけ言ってカメラを回すと言っていました。画面に映るあらゆるものを削ぎに削ぎ落として見えてくる人間の純粋なアクションが僕はたまりません。『晩春』の壺だけ映されるシーンには訳が分からなく驚きました。似た作風でロベール・ブレッソン監督の映画も同じ理由で好きです。監督北野武も彼らの作品に影響を受けている様です。これらは凄く興味深くて未だに飽きません。

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pen********さん

2016/6/2916:23:47

僕は小津映画の静物画的な遊び心に強く惹かれます。

じっと1つの場面を見ていると、物の配置とか奥行きとかが、ストーリー上の人物関係を暗喩していたりしますよね。
僕が最初に小津監督のその遊びに気付いたのは、『東京暮色』での夜のエンプティーショットの場面でした。薄暗い夜、窓のあたりに並べられた三つの酒瓶の影がうなだれた人間のように見えて、これは笠智衆・有馬稲子・原節子の三人を表しているのだろうなと気がつきました。
酒瓶以外にも、煙突やヤカンなど普通の場面の片隅にもよく出てきますが、そういう静物画的・暗喩的な遊び心に魅力を感じます。

戦後の15作は、家族というテーマでストーリーが似通って見えるのは確かですが、テーマを絞らなければ、あれほどの深みが出てくることもなかったんじゃないかと思います。黒澤監督のように物語をグイグイ引っ張っていく感じ(これはこれで面白いですが)ではなく、一歩引いて落ち着いた視線で物語が書かれているというか、物語に慎重さ・誠実さみたいなものが感じられるのもいいですね。展開が面白ければいいんだという感じが全然なくて、なんというか、「すんなり」楽しめるのです。

僕は展開グイグイ系よりもダラダラ・しみじみ系が好きなので、ほとんどのテレビドラマは純粋に楽しめません。僕の周りのだいたいの人は展開グイグイ系が好きなので、そういう多くの人と楽しみ・感動をなかなか共有できないのはちょっと残念ですが、小津やヴェンダース、アンゲロプロス、ダルデンヌ兄弟などの作品をひとりでしみじみ見てる方が幸せなのでこれは仕方ないですね・・。

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tos********さん

2016/6/2911:58:01

私の好きなフランシス・フォード・コッポラ監督の「ゴッドファーザー」も、小津安二郎の影響を受けていますよ。

まず、「家族」を描いていること。
小津作品の本質は、家族にこだわっていることにあると思います。
有名な「東京物語」もそうですよね。尾道の田舎に暮らす年老いた夫婦が、子供たちに会うために東京に出てくるという話ですが、子供たちはいずれも仕事と生活に忙しく、親の相手をしている暇がない。家族の絆を確認しに来たはずが、反対に家族に疎遠な扱いを受けることになる。このあたり、現代社会の高齢者問題を扱っているように思います。
「家族の不幸は、家族として生まれたことにはじまる」
誰かがいっていた言葉ですが、同じことは、ゴッドファーザーにも当てはまります。マフィアの家系に生まれてしまったために、数奇な運命に操られていく一家の姿を描いたのが「ゴッドファーザー」です。
「東京物語」には、悪人はだれ一人登場しません。でも、いまの社会のなかでお互い離ればなれになってしまう。それも「運命」なのでしょう。そういう意味では、「ゴッドファーザー」の家族も、運命のなかで、ファミリーを守ろうとしながら、必死に生きている。そういう共通点を感じます。

それと、ローアングルの使用です。これはコッポラも撮影監督のゴードン・ウィリスも、小津作品を研究したんだろうなあと思います。
身の丈よりも高い位置からの撮影はほとんど行わず、人物の内面を映すようなクローズアップを多用しています。人物のしゃべるセリフをちゃんと聞かせる。コッポラが自嘲的にいっていますが、「『ゴッドファーザー』では、男たちが座っておしゃべりばかりしている」ということで、この辺も小津作品に似ていますね。ローアングルでじっくりと話を進行させる。この辺も小津作品の魅力です。

するめのように、かめばかむほど、魅力をましてくる。それが小津作品の魅力です。

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