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政党政治と憲政の常道の違いについて教えてください。

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ID非公開さん

2016/10/1617:05:58

政党政治と憲政の常道の違いについて教えてください。

教科書には、「憲政の常道」は五・一五事件で犬養毅が倒れるまでの8年間のことと書いており、教科書に沿ってる学校のワークには同じようなことが「政党政治」と書いていました。

明日テストで、しっかり違いを理解したいので早めにお願いします。

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brz********さん

2016/10/1617:37:12

「政党政治」というのは、行政機構を統率する内閣を構成する大臣を政党政治家が占める体制を言います。
たとえば、大蔵省の組織上のトップは大蔵大臣です。経済政策の舵取りは総理大臣の指導の下に大蔵大臣が切り盛りすることになります。これは内務省や外務省、農林省や商工省も同じです。ただ、陸海軍のみは専門性の高さとそれまでの軍事行政上の行きがかりもあって、政党人ではない現役軍人(現役の軍官僚トップ)が大臣に就くことになっていました。
こういう、議会にその基盤を置いている政党政治家が、首相・大臣として行政府のトップを占める体制が「政党政治」です。

対して「憲政の常道」というのは、この内閣を「誰が組織するのか」を決める際に、議会で多数を取った集団(政党)が組織するという原則を守ることを言います。

それまでは明治維新の変革の際に功労のあった人間や、行政府で手腕を発揮した官僚などが内閣を組織するのが通例とでした。つまり国民の意思とは無縁に国のトップが決められるということが続いていたわけです。それに対して、「国民の意思を反映させろ! 国の政治に対して意思表示させろ!」ということを求める声が高まり、政府はそれを受けて議会の開設を認めざるを得なくなりました。

たとえば、国民の意思とは無縁に選ばれた内閣が、国民から税金をより多くとって陸海軍の軍備拡張をしようとした際に、「もっと税金を安くしろ!軍備増強など必要ない!」といった声が大きければ、選挙によってそうした主張をする議員が選ばれて行政府が出してくる増税案を否決しようという力が働きます。
そうすると行政府の意思と議会の意思とが真っ向からぶつかって、結局は物事が前に進まずに「決められない政治」が延々と続くという事態に陥ります。

そうやって膠着状態に陥るようなことが何度も起きると、「こんなじゃやってらん
ねーぞ」という声が政府と議会の双方から出てくるようになり、じゃあどうすればよいのだろうかと考えていった先に「議会で最も多数の票を集めた集団(政党)の党首が内閣を組織するというルールを作れば、議会と内閣の双方を同じ集団が律することになるので物事がスムーズに決まるぞ」という考えが生まれました。

その「議会で最も多数の票を集めた集団(政党)の党首が内閣を組織するというルール」を「憲政の常道」と呼び、「議会と内閣の双方を同じ集団が律することになるので物事がスムーズに決まる」という体制が「政党内閣制」なわけです。

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