知り合いの息子さんが地元の大学から、 優秀な大学院にお入りになったとお伺いいたしました。 私の頃は、大学院には優秀な人がいく印象で、大学院を落ちてやむなく就職していた人もいた気がします。

知り合いの息子さんが地元の大学から、 優秀な大学院にお入りになったとお伺いいたしました。 私の頃は、大学院には優秀な人がいく印象で、大学院を落ちてやむなく就職していた人もいた気がします。 ところが、試験の倍率を見てみますと、定員割れをしていたので少し驚きました。 今のご時世、それなりの大学院でも、優秀でなくても入れてしまうものなのでしょうか。 なんだか悲しい気持ちになってしまいましたので質問させていただきました。

大学院208閲覧

ベストアンサー

0

科学技術創造立国をめざす国は、博士号取得者の量産に取り組んできましたが、就職の受け皿となる大学や公的研究機関のポストを増やさなかったため、1万5千人以上のドクターが正規の職につけていないのが現状です。正規の職業に就けない博士号取得者がポスドクです。期限付きの研究員をしているのが多いです。40才になっても家庭を持てません。企業の基礎研究の減少、少子化による私大の教員減少、社会人教員の増加もポスドクの就職を困難にしています。多くのポスドクの存在のため、大学院(博士課程)の進学者が減少し、国立大で定員割れ、東大などは大学院生の70%が留学生です。旧帝大の工学部の研究室の院生を見てみますと、半分近くが中国などのアジアの留学生です。大学院生の補助金は学部生のものより桁違いに多く、留学生を取り込んでいる意図と思います。国立大学も法人化されてから経済的にかなり大変で、教員の補充も出来ないようです。 当然、博士後期課程に進学する院生も更に減少しています。東大では博士課程後期の定員割れが7年以上続いているようです。また、私立大の教員の公募も少子化の影響で先が見えないためか、準教授まで期限付きの公募です。派遣社員のようなものです。教授になって初めて本採用です。研究どころではなく、このままですと"知的亡国"になります。 さらに91年の大学設置基準の大綱化で、大学が自由に教育課程を編成できるようになり、「実務経験のある即戦力」として公務員、企業経験者、マスコミ関係者、タレント文化人ら社会人が教員に多数採用されるようになりました。このような教員は全国の国公私立大で83年に28%だったのが、2007年には37%に増えていたようです。最近の試算では、社会人教員の割合は40%近くになっている報告もあります。日本の大学教員は約17万人ですが、約6.8万人が社会人教員です。社会人教員の増加もポスドクの就職を困難にしています。また、政治家や官僚の定年後の天下り先になっているようです。社会人教員は、私立大にとっては、テレビに出ている方を採用して、少子化の影響を軽減するため、人寄せパンダになっているようです。教育も研究の経験のない社会人教員の人が何を教えるのでしょうか、経験談をお話しするだけとも言われています。 2009年の国内総生産(GDP)に占める学校など教育機関への公的支出割合は、OECD平均は4.8%,日本3.3%で、比較可能な28カ国の中では最下位。諸外国は先行投資として教育にお金を掛けています。文科省は天下りの機関を作るのが大切のようです。この辺も改良する必要があります。 博士号をとっても、大学教員や研究者になるのは確率的にかなり低く、日本の科学技術にとって重大な問題です。学生の就職問題も同様ですが、政治家や官僚は何の対策も講じないで、経過し、学長達も独法化されてから全くダメになり、何の対策もしないのは異常です。予算もJAXAや理研など官庁の多くの下部組織に使用している予算を国立大に使って欲しいものです。

その他の回答(2件)

0

20年くらい前から、有力国立大学が続々と大学院大学化(大学院が主体の大学という意味)して大学院の定員を倍増させました。加えて少子化による学生の減少、さらに分野によっては院に行っても食えないと敬遠される風潮も相まって、大学院は決して優秀な人だけのものではなくなっています。 ただし貴方が見たという入試倍率のデータは解釈に注意が必要です。大学院は腐っても研究するところですので、研究に向かないと判断される者はたとえ定員以内でも落とすことがあります。また、院試には受かったが辞退して就職する、他大の院に行く、という人はそれなりの割合でいます。したがって、合格者数や入学者数が定員を下回っていても、それは必ずしも素朴な意味での定員割れとは限りません。

0

今どきは学生さんが少なくて経営も厳しいから、ある程度の成績なら入れるらしいですよ。 入れても卒業出来るかどうかは本人の学力に依ります。って注釈も出てました^^; ちなみに、細かいですが「お伺いいたしました」は謙譲語が重なっているので、一般的には「お伺いしました」が日本語として正解です。