ライアン・ムーアと、デムーロ・ルメールの２人とはどのくらい技量が違うのですか...

たいして違いませんよ。
今はムーアが美味しい所を拾ってるんでムーアに感じる人も
多く居るでしょう。メディアのムーア絶賛情報も誇張の気がしますね。
ミルコも日本での、ここ一番のG1ではアスリートとしての
勝負強さを発揮しますし、ファンもミルコって凄いと一時は
思っていたでしょう。
勿論、騎手の好騎乗と言うのはありますが、馬の力と相性で
勝利する事が圧倒的に多い物。そこに馬を上手に導くのが名手の
仕事であり、プロのジョッキーで経験豊富であれば大差は無いと
思います。

ムーアもペリエもそれぞれ名手ですが、今のヨーロッパでの騎乗比較
ならミルコは敵わない。しかし日本での騎乗だとミルコの方が
断然上でしょう。経験の差です。ペリエもムーアも日本での騎乗は
客人扱いでの有力馬限定ですから勝鞍を挙げるのは当たり前。
通年騎乗すれば良い勝負になるのでは、、？

ペリエとムーア。好き嫌いの範囲の差がどちらかと言う事だけと
思いますが、実力的なものの差は無いと思います。
俺が好きなのはC・スミヨン。その意味からすれば、馬を御す感じに似た物を感じるペリエを上位と見てしまいますが、、。

騎手として大きな差がある。

◆ ライアン・ムーアは「よけいな事をしない」「静かに何もしない（様に観える）」これは達人の証だと思っています。

◆ ミルコ・デムーロには一頃の岩田騎手にも通じるかなり強引な騎乗が見受けられますし、お天気屋の側面も伺え重要な馬は任せきれない、番手の馬でチャンンジの立場ならいいのですが。

◆ クリフトフ・ルメールはムーアに近く「静かに何もしない（様に観える）」ときもありますが、「静かに何もしなさすぎる（様に観える）」こともあると思います。

◆ 全盛期のオリビエ・ペリエと現代のライアン・ムーアでは、あくまで騎手の好みの問題ですが、ライアン・ムーアの方が奥深く一枚上なのでは？と思っています。ペリエも達人ですが、何か「日本競馬で米国競馬と欧州競馬を両方エンジョイしている」的騎乗をすることがありましたが、ムーアは「日本でもあくまで、馬の調子に併せて的確に芝・ダート問わず対応できている」点に凄みを感じるのです。

デムーロはＣデムー（弟）ではなくミルコ・デムーロですよね？
ミルコの方がライアン（ムーア）より技量は上だと思います。
ライアンは人気馬に普通に載って普通に勝たせるのがうまい、いわゆる上の下の騎手。ミルコは人気が３番人気以下でも大胆な騎乗でかたせることがうまい騎手。
出てきている騎手では、ライアン＜ミルコ＜ペリエの順で、一番うまいのはぺリエだと思います。
ぺリエは佐藤哲三が怪我で乗れない時、タップダンスシチーの主戦屋根を一時期勤めましたが、タップダンスシチーが５００万下の身で１０００万下の特別レースに格上挑戦して勝った後、コメントが「この馬は大きいところ（＝Ｇ１レース）の一つや二つ取れますよ」、、、、その後実際にジャパンカップを勝ちました。
それでも、今まで来日した外国人騎手で一番すごかったのは、ラン・フランコ・デットーリです。社台の吉田照也さんが「デットーリが屋根であれば、他の騎手が屋根のときより、平均で１秒早い時計出せる。そのくらいデットーリはすごい」と賞賛していました。１秒といえば芝のレースでは約６馬身。いかにデットーリがすごいか、よくわかります。

皆さんの技量に大差はないかと、、

その日のコンディション、モチベーションだけだと思います！！

スーパーどや様。