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漢文調の意味、ニュアンス教えていただけませんか?

kanarazu1006さん

2017/4/1917:59:10

漢文調の意味、ニュアンス教えていただけませんか?

帰国子女で、日本語が弱いです。
新聞記事の「比して」という言葉が出て「くらして」と読み違えましたが、
漢文調の言葉だと書かれていました。

比べる、なぞらえる、比するのニュアンスがわからないです・・・

このような言葉が(漢文調という)かなり出ているので心配です。
日常生活にあまり使わない難しいし、硬い言葉ですか?

よろしくお願いします(__)

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n2q37さん

編集あり2017/4/1922:31:52

『漢文調の意味、ニュアンス教えていただけませんか?』


「漢文」の「調子」なので「漢文調」です。

昔の中国語で書かれた文章(漢文)を、日本語に変換して読む。これを訓読(くんどく)と言います。訓読み(くんよみ)じゃないですからね。

漢文をちゃんと味わえるよう、なるべく元の言葉をそのままにして、助詞を付け加えて、読む順序を変更したりして読む。それが訓読です。

で、漢文を訓読したときと同じような調子、それが「漢文調」。もとから日本語で書かれていても、あたかも漢文を訓読しているような調子、というわけです。


『比べる、なぞらえる、比するのニュアンスがわからないです・・・』

「比べる」

「XとYを比べる」といえば、何かの観点で「XとY」を並べて見ている(考えている)んでしょうね。それが「比べる」です。

たとえば、「Xと比べYは」といえば、Yの特徴を言おうとしてるわけ。Xの特徴と並べて、Yの場合はどうなのかという話です。

〔用例〕パソコンは算盤(そろばん)に比べて複雑だ。


「なぞらえる」

「XをYになぞらえる」といえば、Xの捉え方の話です。Yと同じように捉えてるのですよ。Yを見るようにしてXを見る。だいたいそんな意味合いです。

Xの見方っていうか捉え方っていうか、それが不明、あるいは分かりにくい。だから、Yという基準を持ってくる。Yに対する見方をXに適用するんですね。

〔用例〕パソコンを算盤になぞらえて考える。


「比する」

通常は「比べる」と同じです。でも、「くらべる」とは言ってないわけ。「ヒ」ですからね。簡単に意味を捉えてはいけないという、警戒心を持たせる作用があるかも。

〔用例〕パソコンは算盤に比して複雑。



ところで、

「君子は周して比せず、小人は比して周せず。」

こんなのがあります。「比せず」とか「比して」とかって言ってるわけですが、比べてるわけじゃないのですよ。意味が違うんですね。

という落とし穴(?)もある。訓読みで「くらべる」って言ってればそういうことは無いのですけれども、「ヒ」という音読みになると注意が必要かも。



『日常生活にあまり使わない難しいし、硬い言葉ですか?』

ええ、そうなんですよね。

でも、漢文って魅力があるんですよね。文章中の語数が少なくて、その分、想像力が必要になります。それが意味の広がりになるような気がしています。

李白とか杜甫とか、知ってますか?

漢詩を読んだことありますか?

一度読んでみては。


漢文・漢詩の読み方は3通りあります。


(1)中国語で読む。中国を知ってる人の場合です。中国語は分からないので、やったことないですが。
(2)訓読。古い言い回し(要するにこれが漢文調ですよ)で読みます。
(3)口語訳(こうごやく)を読む。現在の普通の日本語に訳されたものを読む形です。


中国語を知ってる人は限られますから、普通の日本人の場合は(2)と(3)ですね。

一つの文章を2回読む格好です。訓読により、なるべく原文の味わいを保った形で読む。それだと、意味が分かりにくいことも多いので、口語訳も読む。


やってみたら楽しいかもしれませんよ。難しい言葉も覚えられるでしょうし。よかったら試してみてくださいね。

  • 質問者

    kanarazu1006さん

    2017/4/2000:15:22

    いちいち例を挙げてくださって、わかりやすかったんです。


    古文の話かどうか悩んでいて心配でした。
    訓読み、訓読、中国語と関係があるネタですね!
    おっしゃった通り、私も中国語がわからない人ですので
    (2)と(3)で試してみます。

    本当にありがとうございました。(__)

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質問した人からのコメント

2017/4/20 00:19:16

お二人様、誠にありがとうございました。

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jijiski63さん

2017/4/1920:58:13

「比べる」は、二つ以上のものを並べて違いや優劣などを調べることです。「比する」は「比べる」と同じ意味であり、「比して」は「比べて」という意味です。
一方、「なぞらえる」は、”あるものを仮に他のものとして表現する”という意味ですから「比べる」とは意味が異なります。少し違いますが、”たとえる”と近い意味です。
「比して」「比する」「なぞらえる」などの言葉は、お書きになっているように硬い言葉ですから日常会話で使われることは殆どありません。話し言葉ではなく書き言葉ですから文章でしか使われません。

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