ローコストメーカーとは性能の良さよりも、原価が安い材料と1番安い人件費でも仕事をする人で建てる家です。
材木の中心を芯持ち材と言います。硬くて腐りにくく狂いにくく、耐蟻性も有ります。
外の皮に近い部分を白太と言います。柔らかく腐り易く白蟻弱いのですが、芯材半額以下の価格で買えます。
杉の半額で買えるホワイトウッドと言う木があります。北米、北欧が産地ですが、彼等は建築に使いません。白くて柔らかく腐りやすく耐白蟻性能がありません。
16年から、20年で伐採する間伐材の寿命は16年から20年です。通常割り箸や集成材などに加工します。
杉は60年から100年育てて伐採しますが、間伐材は半額で買うことが出来ます。
材木は15%以下に乾燥させると木が腐る原因の腐朽菌が死滅します。
含水率が15%〜25%をKD材、25%以上をグリーン材と言います。グリーン材は乾燥木材の価格の2/3で買うことが出来ます。
安くて良い物が欲しいのですが家は、同じ市場の同じ野菜と違って10000以上の部品の塊です安くて良いものは出来ません。
大手住宅メーカーは、特許工法、意匠登録の工業化製品です。
自由設計と言っても、工業化認定以外の物は作れません。
工場のラインで製造できる企画サイズに限定されます。
そのメーカー独自の色、形、で作るので壊れた場合、他では修理も出来ません。
但し、外壁もサッシもメーカーで色もサイズも合わせて居るので、デザイン性は中小の工務店でおなじにつくれません。汎用部品に対して専用部品を使うからです。
汎用品は出隅も入隅も同じサッシを使いますが、デザイン性の良いメーカーは外壁の割付と合うサイズを用意しています。色も外壁も内部造作も揃えています。
此処だけは小さな工務店では真似が出来ないのです。