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漢方についてです。 19歳女です。 私は今、酷いニキビに悩んでいます。医療...

flo********さん

2017/7/2601:00:06

漢方についてです。

19歳女です。

私は今、酷いニキビに悩んでいます。医療費が無料の時は十味敗毒湯を皮膚科で処方してもらっていたので落ち着いていましたが、医療費がかかる今、皮膚科

に行くことができません。そこで、市販のものを購入しようとおもっています。また、私はむくみも酷いので、当帰芍薬散を使用してみたいと思っています。これらの併用は可能でしょうか。

また、当帰芍薬散は不妊治療に効果的と聞きましたが、妊娠しやすくなるのとは別でしょうか。生理不順が改善されることは存じ上げますが、当帰芍薬散の効果についての詳細がよくわかりません。

よろしくお願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

dar********さん

2017/7/2813:31:36

こんにちは、中医学をかじっている者です。

まず、ニキビとむくみという事ですが、十味敗毒湯が合っているという事は、白ニキビで患部の先端が白っぽくなる可能タイプですね。化膿が落ち着いているのであれば、一旦十味敗毒湯をやめてむくみに専念された方が宜しいと思います。

同時服用で気になるのは、当帰芍薬散の補血生薬(皮膚に栄養を補う)が、化膿を取り切る前に使用すると、十味敗毒湯の邪魔をしないかなという懸念があります。利水生薬(利尿生薬)も入っているので、まぁ大丈夫かとは思いますが出来ればどちらかに軸足をおいた方が無難ですね。

当帰芍薬散のメカニズム的には、栄養を補い、基礎代謝を上げる生薬も配合されているので、妊娠するには、特に、栄養をたっぷり含んだ血液が必要になります。そこをフォローする役割があるので、体質が適用していれば効果的です。
勿論、不妊以外でも活用はありますので、妊娠・女性疾患ありきではないですけどね。体質があえば男性でも当然使用できます。ホルモンをいじるわけではないので。

<寄り道>
実は、当帰芍薬散には基となる基本処方があります。それは「四物湯(しもつとう)」です。中国では女性疾患というと四物湯がファーストチョイスになりますが、日本ではあまり出ません。それは中国の乾燥地帯と日本の「多湿」気候が影響します。

多湿が、水分の発汗や利尿を妨げ、体内に留まる事で頭痛や倦怠感、下痢・軟便など様々な悪影響を及ぼすので、余分な水分をさばける体を作らないと、栄養のある血液を増やしても、余分な水が邪魔をするので、日本では四物湯よりも当帰芍薬散の方が好まれます。中国でも多湿の所では当帰芍薬散が売れるそうです。

・閑話休題

仮に不妊や妊娠で漢方をご希望される事があれば、漢方専門薬局の薬剤師と相談されながら勧めていった方がいいですね。当帰芍薬散には、確かに専門書にも、妊娠に良いという表記はありますが一事が万事ではありません。その前に、夜更かしをしない、足元から体全体を冷やさない服装・環境を気にされるべきです。冷えが不妊を誘発する原因の大きな一つになります。夜更かしも「腎」を傷つけるので、なるべく日付をまたぐ前に就寝することをお勧めします。妊娠に関しては「腎」という臓腑が大きく影響します。勿論男性もですよ。

又スマホやPCの画面で目を酷使することで、「肝」という自律神経や血液を調整する臓器にダメージを与えます。最低限夜は早めにスマホやPCを手じまいにしてお休みになるのが一番の養生法です。「肝」を酷使すれば、当然イライラなど自律神経にダメージが行き、更に「腎」にも影響が及び、結果的に不妊等に影響をもたらす可能性もあります。


むくみに関して、市販でも何種類かありますので、その使い分けをざっくりですが、書きます。

◆指でむくんだ所を指で押してみて下さい。
→押してもへこんだまま中々戻らない

(1)この場合は、疲れやすくないですか?1日3回きちんとお腹がすいてごはんがおいしく食べられているか確認して下さい。多分食事も義務的に食べている場合が多いです。又多汗である場合も多いです。→防已黄耆湯

(2)(1)よりは、皮膚が乾燥傾向、髪の毛や爪ももろい、生理が遅れがち、生理血は薄い、生理後もダラダラ続くなど血液という物質に影響が出ているのであれば、当帰芍薬散でOKです。足がつりやすいこともあります。

◆指で押してすぐ戻る
一時的な水分過多により起こっていますので、五苓散で利水してあげれば解決いたします。但し、五苓散はむくみがとれたら止めて下さい。何か月も継続して服用するものではないので。


さて、当帰芍薬散の構成ですが、当帰芍薬散は6つの生薬から成り立っています。

当帰
芍薬
川芎(せんきゅう)
白朮(びゃくじゅつ)
茯苓(ぶくりょう)
沢瀉(たくしゃ)

上記3は、血(けつ)、つまり血液と同じとお考え下さい。血液を補い、巡らせる生薬です。一方下の3つは、基礎代謝を上げて余分な水分を排出させようという働きがあります。

血を補うので、補血作用と呼びますが、体中に栄養豊富な血液が一定量ある事で、我々は皮膚は潤い、髪の毛にツヤがあり、爪も固くしっかりして、筋肉も動き、目も潤い、精神も安定するといわれています。女性の場合は、生理があるのでどうしても毎月量が不安定になるので、精神面や髪の毛や皮膚、爪にも影響が出やすくなります。又代謝が落ちることで体から摂取した中で不要な水分を排出しなければいけませんが、血が不足すると、血は栄養物質なので、当然体でエネルギーを作る機能(代謝機能)にも影響を及ぼします。体全体をストーブとすれば、血は灯油なので、不足をすれば体が冷えてきます。当帰芍薬散のいう冷え性はこういった事です。但し、冷え性が辛くて辛くてという場合は、やはり温める生薬がしっかり配合された他の漢方をお使いになる事をお勧めします。ですので、当帰芍薬散は、

1)臓器や皮膚などに血(栄養)を補う
2)余分な水分をさばける力をつけるサポートする、代謝を高める。

という風に考えるのが、わかりやすいかと思います。ですので、皮膚の乾燥や生理が遅れがちで量が少ないなど血液の不足、足がつりやすいなどという栄養分(血)の不足という所見を確認することが大事です。又鏡で舌をみると、栄養物質が不足しているので、舌は細長く、乾燥しがちで亀裂が入る場合もあります。

仮に市販で当帰芍薬散や防已黄耆湯をお求めになる時に、パッケージ裏の生薬をご覧ください。注意事項があります。
上の「白朮」という所が「蒼朮(ソウジュツ)」と変わっているものがあります。

白朮は、基礎代謝を上げながら、水分をさばく働きがあります。
蒼朮は、体質改善よりもとにかく水分をさばくことにウエイトを置いています。

当帰芍薬散が合う体質であれば、やはり白朮が配合された当帰芍薬散を服用された方が長期的には良いです。防已黄耆湯も然り。

法律・ルール上は、白でも蒼でもどちらも良いのですが、漢方的には問題ありです。

一例ですが、クラシエ薬品の当帰芍薬散は粉は白朮、錠剤は蒼朮と…これは意味がわかりません。某医療漢方大手さんは完全蒼朮です。

防已黄耆湯は、知っている限りでは、クラシエ(コッコアポL、漢方セラピー防已黄耆湯)・ロート(和漢箋)は白朮で満量処方です。※満量処方とは、病院で出されるのと同じ市販の倍量配合された漢方の事を指します。

店頭で手に取ってみて下さい。メーカーの違いでそこが違ってきます。


長くなりましたが、ニキビが落ち着いているのであれば一旦十味敗毒湯はお休みして、むくみの漢方をお飲み頂ければ宜しいと思います。


ご参考になれば幸いです。

質問した人からのコメント

2017/7/28 18:07:29

詳しくありがとうございます!
参考にさせてもらいます!

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