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この世界の片隅にのラストについて 原爆投下後にすずさん宅に同居することになっ...

kya********さん

2017/9/720:04:00

この世界の片隅にのラストについて
原爆投下後にすずさん宅に同居することになった親戚夫婦(名前忘れ)は被爆しているのでしょうか?
自分は被爆した故に孫の手でずっとかいてると思っていたの

ですが友人があれは子供のしらみのせいだと言っていたので気になりました。

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gui********さん

2017/9/721:45:05

孫の手は無論、最後に引き取られた孤児(原作では名無し、映画では
「ヨーコさん」と言います)のシラミのせいです。

そして小林の伯母さん(舅の円太郎さんの姉です)の夫は、原作では
被曝しているという強い示唆がなされています。
「広島から戻ってずっとだるうてのう」
と、本人のセリフがある。

広島に原爆が投下された直後、すぐ隣の、広島県内でも有数の
大都市である呉市から、史実でも大勢の官民挙げての救援が
駆けつけました。それが結果的に、たくさんの二次被爆者を
生んでしまった。「入市被曝」「街入り被曝」などと言います。

小林の伯母さん夫婦は、まず昭和20年7月1〜2日の呉市
無差別空襲で焼け出され、北條家に間借りすることになった。
その上で、上記のように広島市へ救援に行った…という事に
なっている。その中に、伯母さんの夫もいた、というわけです。
また、こちらは原作でも映画でも明示してませんが、その妻、
つまり伯母さん自身も広島へ行ったかも知れない…そういう
風にも思えるようになっていて。

しかも、「看護婦だった」という隣組の「知多さん」も、
広島へ行ったのは間違い無い。原作だと、もっと直接的に
被曝と思われる症状を発している描写がある。

そして…
その孤児、ヨーコさん自身こそが、間違い無く被曝している。
爆心地であれだけ過ごしていたのですから、どう考えても。

と同時に、すずさんの妹、すみちゃんは完全に被爆者として
描写された。

このみんなのその後は、この作品では示されない。原作でも
映画でも。それが、この作品の真の狙いだと思うのです。
安易な結末や救いを、敢えて出さない。悲劇でも、ハッピー
エンドでも、示してしまったらそこで終わりになる。劇中
の出来事が、それを観ている我々と「地続き」であると
感じて欲しいからと、この原作は描かれた。映画は、それを
より増幅するべく、あれだけ精緻に72年前の広島と呉を
再現したのです。

なので、被曝したあのみんなは、その後どうなったか。
史実でも原爆投下に際し、すぐに亡くなった方、何年も
経って亡くなった方、現在も必死に闘病している方、
様々です。あの出来事は、今もなお現在進行形で我々と
直結している…そう描くべく、この物語は敢えてああした
オープンエンドになったわけで。
なので、ご質問主さまがそうやってあれこれお悩みになり
周囲と意見を交わされた事、それ自体が重要なのだと
思うのです。そうやって作品が「生きて」こそ、作品の
意義があった…そう愚考するのです。

孫の手は無論、最後に引き取られた孤児(原作では名無し、映画では
「ヨーコさん」と言います)のシラミのせいです。...

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