月刊ヘアモ-ド(=美容業界誌)の読者です。順不同になりますが、
《美容室でゆるふわにパーマをかけることはできますか??》
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美容師の「ウデ次第」です!パ-マ客が多くて、さまざまな髪質(=硬い、猫っ毛、クセ毛など)のお客様が来店している店でないと、失敗するでしょう。ウデがよい美容師に当たれば「見込み」はあります。
《私はとにかく直毛で、コテで巻いてもほとんどくせがつかないんです(泣)、でもやっぱりふわっとさせたいし、どうしたらいいでしょうか、?》
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「コテの原理」上、かならず「曲線」にできる筈なのです。コテの原理とは、髪のタンパク質を→コテの熱で変性させて→「直線を曲線に」変えます。コテが思ったように(=目的とおり)働かない理由は、
髪がしっかり乾いていないから
コテの熱がちゃんと行き渡っていないから
の二つです。ですから、まずは髪をしっかり乾かすことが不可欠です。いわゆる「アイロンスタイリング剤」類の中には、水分が多い製品もあります。その場合髪が湿ってコテが働きません(→ホットカ-ラ-も同じ)。まずは、なにもつけず十分させてから、コテを使うだけでも「格段にクセがつく」はずです。
もう一点は、あなた自身が「どのくらい放置すれば、自分の髪はくせがつくのか」その放置時間をつかんでいないからでしょう。ではどうすれば放置時間を、自分でつかめるかですが、
まずは、(どこでもいいので)自分の髪をコテで巻いてみます。そして巻いたままにしますが、その間、数を数えます。
(a)いち、に
(b)いち、に、さん、よん
(c)いち、に、さん、よん、ご、ろく
(d)いち、に、さん、よん、ご、ろく、なな、はち
(e)いち、に、さん、よん、ご、ろく、なな、はち、きゅう、じゅう
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と言うように、コテに巻つけている時間をいろいろ変えてみて、「どれだけ数えたとき、自分が望んでいる曲線が、出来たか」をみつけるのです。(必ず見つかります!) そして見つかった時間で、「すべての髪」を巻けば、希望のくせがつきます。
たとえば、もし「(c)と(d)の間」でしたら、「いち、に、さん、よん、ご、ろく、なな」と数える間、コテに髪をまきつけていると「望む曲線(=くせ)」がつくと言うことになります。
だめでもともと、一度お試しになってはいかがですか?