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緑と青の関係

worldpolkaさん

2008/8/109:28:17

緑と青の関係

緑の事を青といったりする事が結構あると思います
特に葉っぱや信号機などでは言うと思うのですが。

しかし葉っぱなどは青みがあるとはいえ、
青か緑のどちらかと言われれば、青とは言いがたいと思いますが、
「青々と生い茂った植物」などと言ったりしますよね?
葉っぱに限らずどうして青というのでしょう?

また、青いものを緑というパターンはあるのでしょうか?

宜しくお願いしますm(__)m

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ベストアンサーに選ばれた回答

akitsendさん

2008/8/302:22:45

これは、日本語が本来持っていた色彩形容詞に関わる問題です。

奈良時代の日本語には、色を表す基本的な形容詞は4つしかありませんでした。
「あかし」「あをし」「しろし」「くろし」の4つです。
これらは、現代語の「赤い」「青い」「白い」「黒い」に直接繋がります。

この4つの色彩形容詞は、現代ではそれぞれ英語の「red」「blue」「white」「black」
に対応するような色を指すと考えられていますが、
元々はそのような対立ではありませんでした。
「あかし」は「あかるし」(明るい)と同じ語源の言葉で、明るい色を表していました。
「くろし」は「くらし」(暗い)と同じ語源の言葉で、暗い色を表していました。
「しろし」は「しるし」(著し)と同じ語源の言葉で、はっきりした色を表していました。
「あをし」は「あゐ」(藍)と同じ語源の言葉で、はっきりしない色を表していました。
このように、光の明るさ(明度)で「あかし」と「くろし」が対立し、
色の鮮やかさ「彩度)で「しろし」と「あをし」が対立していました。
そして、「あをし」は元々は灰色などを含んでいました。

しかし、奈良時代には既に「しろし」と「くろし」が対をなすと考えられるようになり、
意味の組み換えが起こっていきます。
「あをし」も灰色などを指す用法だったのが、
「あかし」と対をなすとみなされるようになったことで、
赤色以外の鮮やかな色を指す用法へと変化していきますが、
その結果、青色と緑色系統の色を広く指すことになりました。

こうして、「白し」が色のない明るい色、「黒し」が色のない暗い色、
「赤し」が赤系統の色、「青し」が青~緑系統の色を指す体系ができました。

後の時代に、染料の名前だとか具体的なものの名前などから
「紫色」「茶色」「灰色」「黄色」「緑色」などの細かい色彩語彙ができていき、
その中で、「青し」という基本色でカバーされていた緑色が「緑」で表されるように
なりました。しかし、基本体系はなかなか変わらず、「青い」が相変わらず
緑を含めた範囲をも指すことがあるのです。

日本語の色彩形容詞が基本的に4つしかないというのは、現代語でも
明らかに分かります。普通の形容詞と同じように「い」で終われるのは
「赤い」「青い」「黒い」「白い」だけで、他は「黄色い」「茶色い」のように
「色」を挟むか、「緑だ」「紫だ」「灰色だ」のように「だ」で終わります。

このように「青い」が元々あって「緑」は後から生まれたものなので、
青いものを「緑」ということはまずありません。
「緑」(みどり)は「水」(みづ)と同じ語源ではないかとも言われていて、
「緑の黒髪」は「瑞々しく艶のある美しい黒髪」、「嬰児」(みどりご)は
「新芽のように若々しい幼児」という意味を持っています。

質問した人からのコメント

2008/8/3 10:30:22

降参 なるほど、丁寧な回答ありがとうございました、おかげでいろいろと謎が解けたような気がします。他の回答者の方もありがとうございました。

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sachio43yさん

2008/8/113:01:56

虹の色は世界中で前世紀まで3~5色といわれてきました。7色といわれるようになったのは、プリズムの分光で七色と宣言されてからです。日本でも平安時代の鼠色の明るい馬でも「あおや」と呼びかけている古文書があるようです。
現在は衣料やファッションの世界では色を区別するために色の名前が沢山あり、電子技術の世界では液晶の発達で35万色が区別されています。虹の色は波長的に考えるとこれらの全ての色を含んでいるはずです。

2008/8/110:08:17

色の三原色「赤・黄・青」を使った方が世間に浸透しやすいからだそうです!

f_i1110さん

2008/8/109:44:03

そうですね。
野菜の緑のものを売っている八百屋を「青物や」とも言いました。
青は若い、新鮮の意味にも使えます。
青葉、青二才、青春、青年などどれも新鮮、新しいの意味です。
又、緑も同じく若いの意味にも使われるのです。
赤ちゃんの事をみどりご、若々しい黒髪を緑の黒髪とも言います。
このように緑と青には同じ意味合いがあったのです。
字面では違いがありますが、その底辺に同じ意味を持っていたと解釈してください。

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