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電気蟻さん 今年もお世話になりました。 「2001年宇宙の旅」についてで...

rin********さん

2017/12/1515:16:47

電気蟻さん

今年もお世話になりました。

「2001年宇宙の旅」についてです。
この映画はよくベスト10の1位に選ばれていますが、電気蟻さんのオール・タイム・ベスト10に入りますか?

皆さん、本当にこの映画を理解しているんでしょうかね…。
キューちゃんが意図的に説明を省略したことは有名ですが…。
町山智浩さんがノベライズを読めば小学生でもわかると言っていましたが、ノベライズは小学生程度の頭の私には読めなさそうなのでやめました。
前に「幼年期の終わり」を読んだけど、最後の方が意味がわからなかったし…。

ハルを止めてからがわからなくなる。
抽象画みたいなシーンが長過ぎる。
それまではSFだけどサスペンス的な面白さがあった。
ただの赤いランプのハルがジッと口を見ているのが怖すぎる。
どんなホラーのクリーチャーよりも怖い。
冒頭の猿の映像はドキュメンタリータッチで風景も美しい。
あらゆるジャンルの要素が入っているんだと思う。
奇蹟のような完成度を誇る美しい映像。
個人的には宇宙船の中を走っている映像が好き。
それゆえにあの抽象画みたいな映像の後が失敗しているような気がします。

ボーマンが部屋に辿り着く。
年をとったボーマンが食事をしている。
さらに年をとったボーマンがベッドに寝ている。
モノリス(大きな黒いまな板)が立っている。
ベッドの上に赤ちゃんが寝ている。

ハルを止めてからのストーリーの意味も教えて下さい。
お願いします。

「俗物図鑑」読みました。
水滸伝のパロディですが、集まるのが豪傑ではなくて変質者や変態や犯罪者でした。
病原菌を集めている人や痰を飲む人は気持ち悪かったです。
吐きそうになりました。

どうでもいいでしょうが…

【今年、はじめて読んだ本ベスト5】

1「スローターハウス5」
2「ミザリー」
3「駿河御前試合」
4「一夢庵風流記」
5「旅のラゴス」

【今年、はじめて観たアニメベスト5】

1「アイアン・ジャイアント」
2「トイストーリー3」
3「風立ちぬ」
4「戦場でワルツを」
5「シンプソンズMOVIE」

【今年、はじめて観た邦画ベスト5】

1「怒り」
2「魚影の群れ」
3「鬼龍院花子の生涯」
4「温泉すっぽん芸者」
5「博奕打ち」シリーズ

【今年、はじめて観た洋画ベスト5】

1「ダンサー・イン・ザ・ダーク」
2「ミツバチのささやき」
3「ハロルドとモード」
4はたくさんあります。
「バグダッド・カフェ」「バベットの晩餐会」「ギルバート・グレイブ」「バーディ」「テス」「おみおくりの作法」「エクソシスト」「ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア」「インターステラー」「やかまし村の子どもたち」「サウンド・オブ・ミュージック」
5もたくさんあります。
「サムライ」「オーメン」「帰ってきたヒトラー」「さらば冬のかもめ」「デリカッセン」「天使にラブソングを」「パーフェクト・ワールド」「冒険者たち」「ザ・ウォーク」「スキャナーズ」「ヒストリー・オブ・バイオレンス」「グレムリン」「ヴィレッジ」

です。

「シン・ゴジラ」は傑作だけど特撮が苦手なのでどうも…すいません。

今年前半に読んだボブ・リー・スワガー三部作も面白かったです。

今年後半は筒井康隆でした。

来年もよろしくお願いします。

ちなみに、職業、カマキリって何をやるんですかね…。
誰からお金をもらえるんですか…。

この質問は、pip********さんに回答をリクエストしました。

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ベストアンサーに選ばれた回答

pip********さん

リクエストマッチ

2017/12/1812:46:47

「ここで我々が本当に扱うのは、科学的に定義された神だ。」
(スタンリー・キューブリック)

「その時期、彼は既に膨大な量の科学知識とSFを吸収し、空飛ぶ円盤を信じるという危うい方向に傾きかけていた。わたしはこのおぞましい運命から彼を守るため、危機一髪のところで駆けつけたような気がしたものだ。
(中略)彼が作りたかったのは、この宇宙におけるヒトの位置を描いた映画で―そのたぐいのものは、映画史上かつて存在したことがないどころか、一度も試みられたことはない。」
(アーサー・C・クラーク「失われた宇宙の旅2001」)


rin 2381さんこんにちは。

私がこの映画を初めて観たのは1978年11月3日です。場所は日比谷にある当時は大劇場だった有楽座でした。
観終わった後、私は帰りの電車の中で確信していました。自分は生涯最高の映画に出会ったと。
あれからもう40年の歳月が経とうとしていますが、その確信が揺らいだ事はただの一度もありません。
私にとって「2001年宇宙の旅」は、出会った瞬間から永遠不滅のベストワンでした。
この映画は、映画という枠を飛び越えた、生涯における重大な体験であった、とでも言っても過言ではありません。


当時、「2001年」は既に伝説化した映画でした。難解な映画、と言われていました。
そして、「忘れられていた映画」でもありました。
私が映画にハマり出した‘70年代中期、「2001年」は特に語られる映画ではありませんでした。ニューシネマが終り、ハリウッドにはオカルト映画やパニック映画のブームはありましたが、業界的には停滞していました。
そこに登場したのが、ルーカスの「スター・ウォーズ」であり、スピルバーグの「未知との遭遇」です。SF映画のブームがやってきました。SF映画がハリウッドの主流になるなど、それまでは考えられない事でした。
そして、突然、「2001年宇宙の旅」が脚光を浴び始めるのです。ルーカスやスピルバーグがその影響を語り、批評家たちが騒ぎ始めました。
「すべては2001年から始まった」と。
そしてついに、「2001年宇宙の旅」は70mmの大スクリーンに蘇りました。


劇場に高らかに鳴り響く「ツァラトゥストラはかく語り」(カラヤン指揮 ベルリン・フィル演奏)と共に、月・地球・太陽が現れる壮大なオープニング。
乾ききったアフリカの広大な大地。ヒトザルたちは植物を食い、豹に怯え、他の群れに威嚇されながら、細々と生きています。
ある朝、G・リゲティのレクイエムと共に、ヒトザルたちの前に突如現れた黒い石板。
そして、石板=モノリスの啓示を受け、ヒトザルが「骨=道具(武器?)」に目覚めるあの瞬間!
またも「ツァラトゥストラはかく語り」が鳴り響き、骨は砕け、動物がぶっ倒れ、人類史上最初の重大な発見をしたヒトザルは歓喜の叫びをあげる。なんという感動的な名場面!私の感動メーターは既にMAXに触れていました。
ヒトザルのリーダーは、発見した「武器」で敵を叩き殺す。勝った!ヒトザルは骨を空中に放り投げます。
次の瞬間、骨は地球の軌道上を回る人工衛星に変わります。
一瞬で400万年を飛び越える、映画史上最も有名なモンタージュ。まさに映画でしか表現し得ない至福の瞬間です。
そして、ベルリン・フィル演奏の「美しき青きドナウ」のリズムに合わせ、淀川さんも絶賛した宇宙ステーションとシャトルの優雅なダンスが始まります。


私は、ほとんど酩酊したような状態でその映像と音響の洪水を浴び続けました。
それは、「映画を観た」などという生易しいものではありませんでした。文字通りの体験でした。
この調子で「2001年宇宙の旅」について語り出すと、文字制限など軽くオーバーしてしまいます。
一応、後半の内容については、以前回答しておりますのでこちらをご参照ください。

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q135939082...


はじめて観た時から、私はこの映画を難解だと思った事がありません。少なからぬ映画ファン、SFファンも同様に感じていると思います。
逆に、どうして皆さんがこの映画を難解と言うのかがわからない。こんなにわかりやすい、しかも面白い映画はないとすら思います。
私がSF小説を好きで、クラークの「幼年期の終り」なども読んでいたという事もあるかもしれません。

私には難解な映画がいくらでもあります。
アラン・レネの「去年マリエンバートで」や「戦争は終わった」は全く理解出来ないし、ゴダールの中期以降の作品はチンプンカンプンだし、大島渚の「無理心中・日本の夏」や吉田喜重の「エロス+虐殺」は意味不明で死にたくなりました。難しさの方向が違いますがホークスの「三つ数えろ」は何度観ても筋が追えません。
要するに頭が悪いのですが、「2001年」に限ってはまるで自分の事のようにわかるのです。
もしかしたら理解の仕方がキューブリックやクラークの意図と違うのかもしれませんが、それは関係ありません。私が納得していればいいと思っています。
冒頭にキューブリックの言葉を引用しましたが、神の概念はともかく人類が宇宙における究極の知性体の導きによって次の段階に進化するまでを宇宙的規模のスケールで描いた映画、という骨子がわかればこの映画の理解は十分だと私は思いますし、こうした映画の意図自体が私にはたまらなく魅力的なのです。


とにかく、私はこの映画の何もかもが好きです。
キューブリックらしいクールな演出や構図(月面のモノリスの前を科学者たちが歩く神秘的な場面とか、宇宙服のヘルメットに反射するコクピットの光とか、絵的にも実にクール)、SF映画に革命をもたらしたメカデザイン、当時の最先端技術とセンスを総動員した緻密で上品な特撮、清潔で冷たい美しさに満ちたセット、もちろん音楽の使い方も素晴らしい。
スチュワート・フリーボーンによるヒトザルのメイクなど、同年に公開されて話題になった「猿の惑星」とはレベルが違います。
(アーサー・C・クラークは「猿の惑星」のメイクがアカデミー特別賞を受賞した事について、「アカデミー会員たちは2001年のヒトザルを本物だと思ったに違いない」と冗談を言っています。)
最近Blu-rayで再見してみましたが、まだまだ発見がありました。
ディスカバリー号の船内は潔癖なまでに清潔ですが、よく見ると宇宙飛行士の履いているスニーカーが微妙に汚れています。芸が細かい。
彼らが食事をしながらBBCニュースを見る場面、あの縦長モニターを当時は「これ見にくくないか?」と思ったものですが、なんと後年スマホやタブレットの画面がそうなりました。
モニターの下に小さく「IBM」の文字がある事も要チェックです。


ダメだな。話がまとまらない。私はこの映画が好きであり過ぎる。
rin 2381さんのご希望に沿えない回答とは思いますが、今回はこれでご勘弁ください。


私はプロフのアイコンを変えるたびに職業も変わるので、現在はカマキリを生業にしておりますが来年くらいにはまた違う職業(生物?)になる予定です。無給です。
それまでこの地球が存在している事を願うばかりです。

今年もお世話になりました。来年もゆっくりとやりましょう。
リクエストありがとうございました。


↓フロントプロジェクションという技術を使って撮影された「人類の夜明け」のシーン。
撮影はスタジオで行われ、背景は別撮りです。ヒトザルはダンサーが演じました。

「ここで我々が本当に扱うのは、科学的に定義された神だ。」
(スタンリー・キューブリック)...

質問した人からのコメント

2017/12/21 11:04:02

ありがとうございました。
この映画で猿と戦うときは骨を持った方がいいと学びました。

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