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ビスカスカップリング式4WDというのは前輪が滑った瞬間だけ4WDになるのですか?走...

ずってく ぴーえむせぶんさん

2018/1/119:15:22

ビスカスカップリング式4WDというのは前輪が滑った瞬間だけ4WDになるのですか?走り始めたら2WDに戻るんですか?

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ベストアンサーに選ばれた回答

ste********さん

2018/1/601:43:33

ビスカスカップリングを使った4WDは主に2種類あります。

1.スタンバイ式4WD(ビスカス方式)
2.センターデフ式フルタイム4WD(ビスカスLSD付)

・・・それぞれについて説明していきますね。恐らく以下をお読みいただくとご理解いただけると思います。

■ スタンバイ式4WD(ビスカス方式)

現在販売されている4WD車のほとんどが、この簡素なスタンバイ式4WDです。例えばFFベースのスタンバイ式4WDの場合、エンジンの出力は前輪が受け止めます。勿論、後輪までプロペラシャフトが伸びているのですが、通常の直進走行ではほぼ前輪駆動で走ります。この前後輪をつなぐプロペラシャフトの間に「ビスカスカップリング」を使用している車種があります。ビスカスカップリングの中身はネバネバとした粘液と無数の金属板が密封されていて、前輪が空転などして前後輪に回転差が発生すると、まずはこのネバネバした粘液を通じて後輪にトルクが伝わります。さらに回転差が広がると液体が膨張して金属板を押し付けて直結に近づけるバンプ状態になり、後輪への伝達トルクが高まります。この時点で4WDとしての効力を発揮するようになります。滑らないための四駆なのに、滑ってからでないと四駆にならないので「なんちゃって四駆」とも呼ばれますが、これでも雪道では頼りになります。四駆としての性能はミニマムなのですが、なんといっても軽量安価に4WD化できるのがメリットです。このように機械仕掛で4WDになるスタンバイ式4WDを「パッシブ・オンデマンド型4WD」とも呼びます。

また、最近は機械仕掛のビスカスカップリングではなく、電子制御カップリングを利用したものが多いです。これに電子デバイスを組み合わせた統合制御により、かなり高性能な四駆になってきています。こうした電子制御のトルク配分を行う4WDを「アクティブ・オンデマンド型4WD」とも呼びます。こうしたセンターデフを持たないスタンバイ式四駆は益々増えていくだろうと思います。

■ センターデフ式フルタイム4WD(ビスカスLSD付)

フルタイム4WDはその名の通り常時4WDで走行しますが、「センターデフ」(またはそれに類する装置)を用いています。デフというのは「デフギア」のことで、2WDであっても駆動輪の左右はデフギアでつながれています。デフギアはコーナーで左右輪で発生する回転差を抵抗なく吸収する優れものですが、このデフギアの仕組みをそのまま前後輪の間に設置したものが「センターデフ」です。エンジンの出力は一度このセンターデフが受けて、そこから前後輪に配分されます。デフギアの欠点は2WDでの雪道等で顕著に表れます。例えば、駆動輪の右輪はアイスバーン、左輪はアスファルトの登坂では、右輪が空転してしまい、左輪には駆動力は伝わらず前に進めなくなります。このような素の状態のデフギアを「オープンデフ」といいます。
これでは困るということで、ある一定条件下でデフギアの機能をなくすことができるデフギアが「LSD(リミテッド・スリップ・デフ)」といわれるものです。LSDには色々な種類があるのですが、このLSDに「ビスカスカップリング 」という装置を利用したのが「ビスカスLSD」です。左右で回転差が発生したときに、装置内部の圧力が高まって左右輪を直結に近づけようとしてくれます(でも効きが甘く直結にはなりません)。この効果により片輪がスリップしても、じわりと反対輪が動き出すという仕組みになっています。唐突に直結にならずに「じわり」と効いてくるほうが日常走るには乗りやすいです。

さて、先ほどフルタイム4WDにはセンターデフがあり、左右輪で使われるデフギアと同じ仕組みのものセンターデフとして利用すると書きました。もしもセンターデフがオープンデフだと、前輪のみアイスバーンで、後輪がアスファルトの登坂道では、前輪ばかり空転して後輪には駆動力が伝わらず前に進みません。ならば、センターデフにビスカスLSDを使えば後輪が仕事できるようになるわけです。エンジンのパワーはビスカスのセンターデフに直結していて、そこから前後輪にトルク配分されます。フルタイム4WDにも色々あって、スバルのようにセンターデフにビスカスカップリングを使っている車両は少ないです。フルタイム4WDは本格的な4WDなので文句ないのですが、コスト増や重量増の問題で採用できないメーカーが増えています。ビスカス付センターデフ式フルタイム4WDは、日本車ではスバルのMT車のみに採用されています。

質問者様のおっしゃる「前輪が滑った瞬間だけ4WDになる」というビスカス式4WDは上記のうち前者の「スタンバイ式4WD(ビスカス方式)」の場合です。後者の「センターデフ式フルタイム4WD(ビスカスLSD付)」の場合は、常時四輪に駆動配分された4WDということになります。

長くなり失礼いたしました。何かご不明な点があれば追加でご質問いただければ幸いです。

ビスカスカップリングを使った4WDは主に2種類あります。

1.スタンバイ式4WD(ビスカス方式)...

質問した人からのコメント

2018/1/6 14:44:34

勉強させていただきました。。。

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pow********さん

2018/1/317:20:55

車種による
常にトルク配分してるカップリングもあれば滑ったらドッカンと伝わるカップリングもある

tra********さん

2018/1/120:15:50

車の種類によって違いがあります。

FF車ベースで、滑った時に機能するタイプであればその通りです。
ホンダやトヨタはこのようになってます。
それで燃費を良くしてます。

http://shop.irsural.ru/caldina24x/x343/servinfo/x343a0209130001.htm...

日産のフルタイムフルオート4WD(初期モデル)であれば、
走り出してしまうと、適切な力の配分で駆動してました。

その次に、電磁的に強制的に駆動力の配分をした、
日産のアテーサというのが出てきました。

0:100の配分から50:50の配分に変わるタイプや
50:50のままに配分しているタイプが存在してました。

http://www.nissan.co.jp/ELEMENTS/MECHANISM/liberty9811_atassa.html

今の日産GT-Rも駆動力を配分する
電磁式クラッチ採用のビスカスカップリング4WDです。

http://www.nissan.co.jp/OPTIONAL-PARTS/NAVIOM/GT-R_SPECIAL/PG/guid-...

nis********さん

2018/1/119:40:32

フルタイムです。

sug********さん

2018/1/119:16:18

違います。

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