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小説を書きました いかがですか でんこは国立音楽大学を首席で卒業したが...

mac********さん

2018/2/2222:14:19

小説を書きました

いかがですか


でんこは国立音楽大学を首席で卒業したが、海外への留学の話を断った。
飛行機が嫌いだったからである。

国内の放送局のお天気お姉さんの仕事に応募したら運よく採用された。
これは大学在学中に天気予報士の試験を受けて、合格していたからである。
一年間勤めて、人気が出始めたところで、思いきりよくやめた。
これは天気予報士の仕事がそれほど楽なものではないとわかったからである。
せいぜい30才までの仕事であった。
要するに美貌の間だけはちやほやされて薹(とう)が立つ頃には捨てられるそういう類いの仕事であった。
でんこは再びピアノに向かった。
一年間ピアノを弾いていなかったので、最初はまったく指が回らなかったが、毎日弾いているうちに勘を取り戻した。
そして、その合間に調理師学校に通い、調理師の資格を取った。
座間市の殺人事件のあったアパートの近くにレストランの空き店舗があったので、借りることにした。
店の名前はチロリアンミュージック倶楽部とした。
これは父の元カテの音楽上のライバルであったチロリアンミュージックから取ったものである。
チロリアンミュージックは文句を言ってきたが無視した。
「商標登録していますか」
そう言うとチロリアンミュージックは黙った。
店にはピアノを一台置いた。
YAMAHAのグランドピアノである。
父の元カテはスタインウェイにこだわったが、でんこはピアノはYAMAHAに限ると思っていた。
安いし、手入れがしやすいからである。
尊敬するピアニストのスビャトスラフ・リヒテルもYAMAHAがお好みであった。
そして、自分で料理を作るとウェイターに運ばせて、お客が食べている間に小曲を弾いた。
ブラームスのハンガリー舞曲五番 https://m.youtube.com/#/watch?v=3o551FLEX1Uなどである。
店は評判となり、でんこの名前はあがった。
やがて、元カテの娘だとわかり毀誉がさまざまに寄せられた。
しかし、でんこは気にしなかった。
父は父、自分は自分だと考えた。
ある日、一人の男がやってきて海亀のスープを頼むと一口すすって顔色を変えて店を出た。
でんこは味が気に入らなかったのかと思ったが、翌日その男がはまべに打ち上げられて新聞に載った。
でんこはその男の写真を見たが、警察には何も言わなかった。
人にはそれぞれの事情があるとかんがえたからである。
元チロリアンミュージックもやって来た。
彼はでんこの演奏を聞いて言った。
「私にはつかめなかったバッハの真髄をあなたは正確にとらえている」
でんこはうれしかった。
そして、チロリアンミュージックという名前を取り上げたことを詫びた。
元チロリアンミュージックは笑って言った。
「いいんですよ」

おしまい

チロリアンミュージック,でんこ,スビャトスラフ・リヒテル,ヤマハ,元カテ,海亀,スープ

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mid********さん

2018/2/2223:09:23

海亀のスープを一口飲んで帰った男の考えていたことが気になります

質問した人からのコメント

2018/2/22 23:15:54

これは海亀のスープという有名な話

船員だった彼は
船が漂流した
しかし
船のコックが
海亀のスープを作って食べさせてくれたので
空腹をしのいで
生き残ることができた
帰国した彼は
久しぶりに海亀のスープを食べて見ようかと
注文した
そして
一口食べると
それは彼の知っている海亀のスープではなかった
コックは
漂流中に
亡くなった船員の肉をスープにして飲ませてくれたのだ
その事を知った船員は
海に飛び込み自殺した

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