ここから本文です

一般民衆が先祖代々の墓を持って供養するようになったのはいつの時代からですか。

aud********さん

2008/9/1021:49:26

一般民衆が先祖代々の墓を持って供養するようになったのはいつの時代からですか。

先祖のお墓を持ち合わせていない時代の人たちは、先祖供養をどのように行っていたのでしょうか。また現代のように浄土宗や浄土真宗のお寺が一般的な檀家寺になったのはいつごろからですか。

閲覧数:
1,261
回答数:
1
お礼:
25枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

rak********さん

2008/9/1022:38:05

>一般民衆が先祖代々の墓を持って供養するようになったのはいつの時代からですか。

岩田重則と言う方が『「お墓」の誕生』と言う本で説明しています(岩波文庫)。それによると、(一般人の)最古の先祖代々墓は寛政四年(1792)のものだそうです。広く庶民にまで先祖代々墓が一般化するのは20世紀に入ってからとの事、と言ってます。

>先祖のお墓を持ち合わせていない時代の人たちは、先祖供養をどのように行っていたのでしょうか。

家系を重んじる様になりましたのは、江戸末期です。この頃、偽の家系図を作るのが流行りました。で、その前の時代の方は、先祖供養はしていません。

>また現代のように浄土宗や浄土真宗のお寺が一般的な檀家寺になったのはいつごろからですか。

檀家制度は江戸時代、戸籍調査のため、作られました。(逃散を防ぎ、浮浪者を出さず、且つ、確実に税金を取るため)その結果、『葬式』を義務付けられました。困ったのは僧侶です。何故なら、『葬式』は出家者同士でないと、出せないからです。そこで、死人に戒名を付け、(即ち、死人を出家させる)『葬式』を出すアイデアを創りました。僧侶は実に苦しい説明をしました。身内、親族、から、『葬式』を出さないと、幽霊になり、成仏出来ない、と言ったのです。その時、(お経読み代金で)お金を取るのもこの時からです。当時の方はコロッと騙され?長屋の方々まで、お金を出し合い、葬儀を出しました。しかし、当時の方はこの事を非常に不愉快に思った様です。古典落語で『葬式』をバカにした内容が多いのも、この背景です。しかし、東大寺等、南都六宗は拒否しました。よって、東大寺は、未だ、僧侶間の葬式のみ、扱って、一般人対象の葬儀はしません。よって、南都六宗を除いて全ての宗派が、檀家制度を採ったのは、江戸時代からです。

質問した人からのコメント

2008/9/10 22:58:49

降参 懇切丁寧な回答ありがとうございました。「葬式」「先祖供養」が意外と近世からなのに驚きました。日本人は「大昔」から先祖を大切にしてきたと思っていましたが、国民統治のための政治的背景が元にあったのですね。それにしてはよく現在まで疑問なく浸透してます。親戚付き合い含めて法事の総費用は馬鹿になりませんが。

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる