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著作権法の私的複製と違法なダウンロードとの違いが分かりません。 音楽や映...

can********さん

2018/5/2914:22:59

著作権法の私的複製と違法なダウンロードとの違いが分かりません。


音楽や映像の複製はよくないけれど、テキストや画像なら大丈夫なんですか?

詳しい方解説お願いします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

unt********さん

2018/5/2915:12:23

>私的複製



>違法なダウンロード

を別個のものとして考えるのがよくないのかと。

順を追って考えるのがよいかと思います。

まず大前提として、「他人の著作物を無断で複製すること」が
ダメです。
「複製権」を侵害します。
が、個人が購入した著作物を複製しても、特に著作権者の
不利益はありませんし、現実問題として個人のそのような
行為をいちいち訴えることができません。
なので、著作権法30条で、「私的使用のための複製」が
認められることになっています。
ネットが普及する前は、これでよかったわけです。
一般人が「複製」しようと思ったら、「実物」から
「実物」へコピーするしかなかったので、著作権者にとって
脅威になるレベルで、個人が「複製」なんてできなかったわけです。

が、ネットの普及により、著作物が「データ」として
配布できるようになったことで、一般人が手軽に
「複製」できるようになってしまいました。
右クリック・コピー・貼付で複製できてしまいます。
「一般人の複製」でも、著作権者にとって十分に
脅威となるようになったわけです。
なので、「違法にネット上にアップロードされたものを
ダウンロード(=複製)するのは、私的使用のためでもダメ」
という規定が追加されました。

つまり、

・根本的に、無断複製がダメ
→ただし、「私的使用のため」なら例外的にOK(30条1項)
→ただし、「私的使用のため」でも、違法にアップロードされた
ものをダウンロード(違法ダウンロード)はダメ(30条1項三)

という感じで、「例外」にさらに「例外」を作ったわけです。
「私的複製」の中でも、「違法ダウンロード」は例外的に
ダメ、ということです。

ただし、現時点では「違法ダウンロード」の対象となるのは
「録音又は録画」に限定されています。
これは、静止画やテキストについては、それが違法な
アップロードであるかどうか、音楽や動画と比較して
判別が困難であるためではないかと思います。

>音楽や映像の複製はよくないけれど、テキストや画像なら大丈夫なんですか?

道義的な「よい」「よくない」で考えるなら、全て
よくありません。
「テキストや画像のダウンロードを罰する法律が現時点では
ない」だけです。
ただし、今後の法改正で対象範囲が変更されることはあり得ます。

  • unt********さん

    2018/5/2916:48:35

    ちなみに、「著作権侵害かどうか」と利益が
    どうこうは関係ありません。

    114条は、読めば分かる通り

    「自己が受けた損害の賠償を請求する場合」

    に限定された話です。

    112条にきちんと「差止請求権」(つまり「使うな」と
    請求する権利)が規定されており、利益がどうこうとは
    無関係に、侵害行為について差止請求できます。

返信を取り消しますが
よろしいですか?

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質問した人からのコメント

2018/6/4 02:47:38

とても納得のいく解説でした。
ありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

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mel********さん

2018/5/3008:52:52

どんなときに違法ダウンロードになるのか、ということをこちらのサイトで専門用語を使わずに易しく説明してありました。
http://iphappy.com/is-download-illegal

chi********さん

2018/5/2917:18:16

既にある回答に同意。

なぜ画像やテキストが除かれたか。朝日新聞の記者がもし全て違法ダウンロードの対象にするとネットに転載された新聞の印刷も規制対象になるのではないか?と担当者に意見して、結果録音録画のみになったという逸話があります(もっとも新聞記者の発言がどれほど影響があったかわかりませんが)。

Webページの印刷や保存もダウンロード。ネットは転載だらけ。ネットの画像をスマホの壁紙にする人も多いでしょう。

音楽や映画と比べては経済的な被害が少ないからとも言われますが、それならプログラムも被害大きいですし。

axy********さん

2018/5/2916:37:39

>違法なダウンロード

違法サイトからのダウンロード禁止です。
iTunesやDMMなどからのダウンロードは問題ありません。

それらのサイトでは有料、無料を問わずダウンロード回数や視聴回数に応じて著作権を日本音楽著作権協会(ジャスラック)や日本映像ソフト協会(JVA)に支払っています。
つまりジャスラックやJVAに著作権を払っていない海賊サイトからのダウンロードが禁止されています。また、ダウンロード者は海賊サイトと言う事実を知り得ていなければ責任は問えません。

著作権法
第三十条(1項)
三 著作権を侵害する自動公衆送信(国外で行われる自動公衆送信であつて、国内で行われたとしたならば著作権の侵害となるべきものを含む。)を受信して行うデジタル方式の録音又は録画を、その事実を知りながら行う場合


著作権は国際的に世界貿易機関(WTO)の扱いとなります。教育科学文化機関(ユネスコ)ではありません。

著作権侵害とは「著作権者等がその侵害の行為がなければ販売することができた物(受信複製物を含む。)の単位数量当たりの利益」に対する侵害になります。

全世界の人がネット上でタダで見れるテキストや画像がダウンロードされたと言って販売が妨害されたと主張するには無理があります。

著作権法
第百十四条 著作権者、出版権者又は著作隣接権者(以下この項において「著作権者等」という。)が故意又は過失により自己の著作権、出版権又は著作隣接権を侵害した者に対しその侵害により自己が受けた損害の賠償を請求する場合において、その者がその侵害の行為によつて作成された物を譲渡し、又はその侵害の行為を組成する公衆送信(自動公衆送信の場合にあつては、送信可能化を含む。)を行つたときは、その譲渡した物の数量又はその公衆送信が公衆によつて受信されることにより作成された著作物若しくは実演等の複製物(以下この項において「受信複製物」という。)の数量(以下この項において「譲渡等数量」という。)に、著作権者等がその侵害の行為がなければ販売することができた物(受信複製物を含む。)の単位数量当たりの利益の額を乗じて得た額を、著作権者等の当該物に係る販売その他の行為を行う能力に応じた額を超えない限度において、著作権者等が受けた損害の額とすることができる。ただし、譲渡等数量の全部又は一部に相当する数量を著作権者等が販売することができないとする事情があるときは、当該事情に相当する数量に応じた額を控除するものとする。

dim********さん

2018/5/2915:02:57

音楽や映像の複製も、場合によっては、合法です。
例えば、保存目的。
テキスト、画像も、著作権があれば、複製して、販売しては違法。
ちょっと考えれば分かることですよ。

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