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二日間必至に考えたのですが答えがわかりません。解説頂ければ本当に助かります。 ...

key********さん

2018/6/2000:23:18

二日間必至に考えたのですが答えがわかりません。解説頂ければ本当に助かります。

議院内閣制を他の政治体制から区別する本質的要素に関し、次の甲説と乙説があるとした場合、後記AからEま

での記述のうち、明らかに誤っているものを組み合わせたものは、後記1から5までのうちどれか。
甲説:内閣が議会に政治責任を負うことが議院内閣制の本質的要素である。
乙説:内閣が議会に政治責任を負うことに加え、内閣が議会の解散権を有することが議院内閣制の本質的要素である。
A.内閣が存立する正統性の根拠をどこに求めるかという観点から、議院内閣制を一元型と二元型に分類することが可能であるが、日本国憲法が採用する議院内閣制がそのいずれであるかについて、甲説と乙説では結論が異なることになる。
B.甲説は内閣が議会に対して政治責任を負うことのみを議院内閣制の本質的要素としているから、内閣の政策と議会の政策との間に齟齬が生じた場合、内閣は議会の政策決定に従ってその政策を変更する必要がある。
C.甲説は、19世紀に入って大衆の政治への参加が始まって以降、民主主義が進展したことに伴う議院内閣制の展開を重視して、議院内閣制の本質を把握しようとする見解である。
D.日本国憲法が議院内閣制を採用していることのみを根拠として、憲法第69条以外の場合にも内閣に衆議院の解散権があると主張する場合は、乙説を前提とすることになるが、このような主張に対しては、循環論法に陥るとの批判が可能である。
E.甲説によると、内閣が衆議院の解散を決定できるのは憲法第69条の場合に限られることになるから、内閣に自由な解散権を認める乙説の方が日本の議院内閣制を民主的に機能させることができる。
1.A、D
2.B、E
3.C、A
4.D、B
5.E、C

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mil********さん

2018/6/2004:51:38

甲説:責任本質説
乙説:均衡本質説



一元型議院内閣制と二元型議院内閣制の制度の違いを理解しているならば、日本国憲法が採る象徴天皇制を考えれば、日本国憲法で二元型議院内閣制の論議は成立しない。



責任本質説を厳格に理解すると、内閣の議会解散権は否定される。したがって、議会が内閣不信任案を可決すれば内閣は崩壊するが、議会側がいかに内閣不信任権を濫用しても、議会そのものには何ら被害が生じない。
上記であるならば、内閣が総辞職しないためにとるべき方針はおのずと決まりませんか。



責任本質説とは、民主主義を制度の中心と考える説。
憲法が狭義の国民主権制度を採用すると考える場合、国民とは正当性の契機としての国民であり、それ自体は機関性を持たない。国民の意思を具現しているのは、全国民の直接の代表者たる議会。よって、内閣は、その議会の信任のもとにあることが内閣としての正当性の根拠となる。
つまり、内閣は議会に対して連帯して責任を負っていることこそが、議院内閣制の本質と考える。
そして国民主権原理を前提にして、責任本質説を厳格に理解すると、内閣の議会解散権は否定される。
内閣による議会の解散は、自分の存在基盤の否定である。議会が信任を与えたからこそ、内閣が存在しているとなる。
さらに、内閣による議会の解散とは議会と内閣の間に発生した問題の解決を、上位の国家機関である国民に求めることを意味することになる。それは実質的に国民投票と同じ効果を持つこととなり、人民主権原理の導入を意味することになる。このことは議会主権の否定を意味することになる。
解散権を伴わない議院内閣制は、議会が何時でも何らの制限なく内閣の責任を追及しうる点に特徴がある。したがって、厳格な責任本質説に立つ場合には、解散権は議院内閣制の要素とは考えない。

「19世紀に入って大衆の政治への参加が始まって以降、民主主義が進展したこと」とは、イギリスにおける議院内閣制の変化について述べている内容と考える。(したがって、責任本質説と関係はない内容と考えられる。)
1832年の第一次選挙法改正により国王や貴族の政治的影響力の衰退が決定的となり(第一次選挙法改正により、大衆の政治への参加が始まることになったから)、君主が同意することの必要性が弱まっていき(つまり、民主主義の進展となる)、逆に議会の信任を得ることが内閣の存続には強く必要となった。このような経緯から「内閣の存続は議会の信任のみに依存する」制度へと変わっていった。



憲法が採用している議院内閣制という制度を根拠に、内閣に解散権を認める。(69条非限定説の制度説を根拠とした考え)

内閣が議会の解散権を有するから議院内閣制であるはずだが、議院内閣制だから内閣に議会の解散権を有するとすると・・・



甲説からは、69条限定説から論じて判断する内容になる。
乙説からは、69条非限定説から論じて判断する内容になる。

  • 質問者

    key********さん

    2018/6/2008:32:13

    解説が凄くわかりやすくそう考えていけばいいのかととても為になりました。本当にありがとうございます!本当に助かりました!
    何度も読んでしっかりと理解を深めたいと思います。

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