ここから本文です

古文の現代語訳の質問です。 古今著聞集の「伊予国矢野保の黒島の鼠海底に巣喰ふ...

hit********さん

2018/6/2700:15:31

古文の現代語訳の質問です。
古今著聞集の「伊予国矢野保の黒島の鼠海底に巣喰ふ事」についてなのですが、

すべて彼島(=黒島)には、ねずみみちみちて、畠の物などをも、みなくひうしなひて

、当時までもえつくりえ侍らぬとかや。

の部分の訳がわかりません。

総じて黒島にはネズミがみちあふれていて、作物もみな食ってしまうので、今日に至るまで耕作ができないのそうだ。

と一応訳してはみましたが、特に「すべて」と「えつくりえ侍らぬ」がこれでいいのか不安です。
え〜ぬができないという意味を指すと思うんですが、それなら「えつくり侍らぬ」になるのではないか? それともつくりえという単語があるのでしょうか。見つかりませんでした。

どうしてもすっきりしないので、ご教授くださると幸いです。宜しくお願い致します。

この質問は、活躍中のチエリアン・専門家に回答をリクエストしました。

閲覧数:
67
回答数:
1
お礼:
100枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

プロフィール画像

カテゴリマスター

lie********さん

リクエストマッチ

2018/6/2708:48:22

『古今著聞集』巻二十(七〇八)伊予国矢野保の黒島の鼠海底に巣喰ふ事

すべて……現代語の「すべて」とほぼ同じ意味ですが、古文では呼応の副詞としてに打消しをともない「まったく(全然)~ない」という意味になります。ここでは文末の「~えつくりえ侍らぬ」を修飾して「全く耕作がができない」となります。
【例】
すべて音もせで五六日になりぬ。(大和物語)

えつくりえ侍らぬ……これと同じ用法は見つかりませんでしたが、呼応の副詞としての「え~打消し」が固定化したため、「え」を必要としない可能動詞の打消しにも「え」をつけることがあります。それと同じ現象と思います。
【例】
馬上でなくは得参られますまい。(狂言・縄綯)

質問した人からのコメント

2018/6/27 11:48:25

例までつけてくださってありがとうございます。すごくわかりやすかったです。
教科書を見ながら唸ってたのですが、古文もガイドに当てはめるだけでは駄目だということを実感しました。昔だって言葉の使い方は変化するんですよね。

ありがとうございました!

あわせて知りたい

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる