ベストアンサー
①大学卒業後すぐに海外に渡り研究 臨床研修をしないと医師として一人で働けません。海外に渡るのであれば、どうせ医者として働けないので良いのでしょうが…。 これは、甲子園に出ていない野球選手が、高卒でいきなり独立リーグと契約して大リーガーを目指すようなものです。そんな選手が独立リーグに契約を結んでもらえるかどうかもわからないように、海外に渡り研究所に入ることすら難しいです。日本人が日本での研究成果がないのにアメリカへ行って有給の研究職のポストがもらえることはまずありません。よって、この選択だと生涯収入はほぼ0です。偶然が偶然を呼んでノーベル賞クラスの研究にヒットすれば数十億稼げるかもしれません。 ②国内でバイトしながら教授を目指して研究 基礎医学教授を目指すのに、バイトをしながらという選択はほぼないです。教授になるには、大学教員になること、大学で研究をして成果を上げ、学会発表、論文発表を数こなすこと、海外留学すること、これらを満たしてはじめて教授になれます。研究成果によるパテントの発生によってはそこからの収入が莫大になることもありますが、それがなければ、生涯収入はほぼ公務員に毛が生えた程度、4億くらいでしょう。税金を引いたら3億のサラリーマンと大きな差はないです。 ②大学病院で臨床研究をしながら教授を目指す 臨床であれば大学教員をしながら民間病院での診療などでアルバイトが出来ますし、その他国内留学などでがんセンターなどに行った場合には、そこでアルバイトをすることもあります。ただ、その収入は年に500万あれば良いほうです。教授になって製薬会社の講演や執筆を行うとそれだけで年に数千万貰う人もいます。 この場合、4億〜10億と幅があるでしょう。どちらにしても教授を目指してもなれるとは限りません。 ③医局に従って勤務医として転々とした後、ある程度の病院の院長を目指す。 この場合は、一般に5億と言われています。院長になることができれば6億超えると思います。 ④総合診療医として無医村等の僻地で診療 これは契約次第ですが、専門医を取得した30代前半から65歳の定年まで働けば、8億近く行くでしょう。住宅も供給されるなどお金をつかうことも暇もありませんからお金は一番たまります。ただ、定年まで働くことが出来るか、夕張市のように地方公共団体として倒産して、医師の給料が出続くのかという問題があります。さらに、僻地で高額の収入を得ると、住民からの僻みから追い出しがかかることがあります。
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質問者からのお礼コメント
まさに待っていた回答です! Σd(ゝ∀・)ァリガトォ♪
お礼日時:2018/8/19 12:30