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万葉集の歌の質問です。 万葉集の巻14に次の歌がありますが、「うなはら(海原...

mas********さん

2019/3/2607:16:35

万葉集の歌の質問です。

万葉集の巻14に次の歌がありますが、「うなはら(海原)」に小菅は生えるのですか。海水で枯れることはないのですか。
集歌3498 うなはらの根柔ら小菅(こすげ)あまたあれば君は忘らす吾れ忘る

れや

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ベストアンサーに選ばれた回答

dok********さん

2019/3/2618:21:30

古語の「うなはら」は「広々とした海、または広々とした湖や池」と説明される言葉です。後の時代の「海原(うなばら)」とは言葉感覚が違います。そのため、ご照会の歌は「広々とした湖や池に生える小菅」をイメージしてください。ですから、可能性で汽水域であっても海水ではありませんので枯れることはありません。

なお、最初に回答された人の「海原のねやはら小菅 「海原の」は、ここは下の小菅の生えている所なので、海面では通じない。したがって諸説がある。」について、伝統の万葉集の解釈では「うなはら=海原(うなばら)」は塩分を持つ海水を湛えた海洋を前提として解釈しているため、古語の「うなはら」本来の意味を認めることが困難です。そこで、「諸説」という言葉で逃げを打ちます。
万葉集巻一の歌番号2の海原(うなはら)が海洋ではなく湖水の風景としますと、歌番号15の渡津海(わたつみ)が直ちに瀬戸内海の邑久(おく)の海の風景とはならないのです。これでは伝統の中大兄が詠う三山の歌につけられた反歌の伝統の解釈が間違いとなります。そのため、標準では古語の「うなはら」は海洋の意味合いの海と解釈します。

歌番号2
大和には 群山(むらやま)あれど 取り装(よ)ろふ 天の香具山 騰(のぼ)り立ち 国見をすれば 国原(くにはら)は 煙立ち立つ 海原(うなはら)は 鴎立ち立つ うまし国ぞ 蜻蛉島(あきづしま) 大和の国は

歌番号15
渡津海(わたつみ)の豊旗雲(とよはたくも)に入日射(さ)し今夜(こよひ)の月夜(つくよ) 清明(さやあけ)くこそ

ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

kie********さん

2019/3/2608:54:02

身近な参考書として座右にある、窪田「萬葉集評釈」から引用します。
○海原のねやはら小菅 「海原の」は、ここは下の小菅の生えている所なので、海面では通じない。したがって諸説がある。大和国では、池や川に対して海の名称を用いていることは例の多いものである。ここもそれであろう。東歌であるから不自然にみえるが、東歌は大和の歌の影響の多いものであるから、これもその範囲のものであろう。

諸説があるというのですから、これが正解とは断言できませんが、穏当なところでしょう。ひまならほかの参考書を当たって下さい。

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