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東條英機は第二次世界大戦前の第2次近衛内閣の陸軍大臣だった頃に総力戦研究所に「...

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ID非公開さん

2019/4/1020:52:47

東條英機は第二次世界大戦前の第2次近衛内閣の陸軍大臣だった頃に総力戦研究所に「米英と戦争をやったら日本は勝てません」と言われたときに「やってみねば分からぬではないか。日露戦争ではあれだけの国力差があっ

ても勝ったではないか」と発言しましたが,日露戦争とは国力差があること以外には全然状況が違うのですが,それは分かっていたのでしょうか?
状況の違い
①戦争形態
②講話のあて
③味方の国
日露戦争
①制限戦争(局地戦)
②アメリカがどこかで必ず仲介をしてくれる
③アメリカとイギリス
太平洋戦争
①全面戦争
②なし
③遠く離れたドイツとイタリアくらいで枢軸国と中立国を除けばほとんどが日本の敵

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ベストアンサーに選ばれた回答

don********さん

2019/4/1500:10:36

実は総力戦研究所のシミュレーション結果が出る前に、日本陸海軍は
そうなるであろうという事を、何年も前から知っていたと思われます。

まず海軍の漸減戦術や個艦優秀主義などは、量的に勝る米国に対抗
するための戦術と思想です。
陸軍に関してはもっと顕著で、超大国ソ連に対して長期戦や総力戦を
避けた、短期決戦主義と包囲殲滅戦を至上としていました。
当時の陸軍が何を考えていたのか端的に見れる事象の一つとして
「タンネンベルグ信仰」があります。
(長くなるのでww1のドイツ対ロシアの「タンネンベルグの戦い」を
ググってください。)

つまり陸軍海軍共に仮想敵としているソ連やアメリカに対して日本の
国力や軍事力が絶対的に劣っているというのは既に判り切っていた事
なのです。

なのにどうして、改めて総力戦研究所などという物を立ち上げ、研究
をしたのか理解に苦しみます。
これは私の想像ですが、陸海軍や他の省庁をも巻き込み、改めて皆に
対米戦は不可能であることをコンセンサスとして認識してもらうため
にやったのではないかと思われます。
しかし実際には、対米戦を諦めるどころか前のめりになってしまいま
した。

どうしてそうなったかは謎です。

質問者様に対するアンサーですが、日露戦争と大東亜戦争とでは
国力差以外、状況も想定も全くことなるので比較対象にはならない
ということは判り切っていたと思われます。
それでも東條が
「やってみねば分からぬではないか。日露戦争ではあれだけの国力差が
あっても勝ったではないか」と言ったのは、陸軍軍人がもっとも用いた
と言われる帰納法的思考プロセスからすれば、そういう結論にならざる
を得ないからなのです。

帰納法とは、過去における多数の事例から共通点を導き、現在の事象に
対して、共通点を当てはめ、結論を得る思考パターンのことです。
例えば、「今まで憲法第九条があったから日本は平和。なので憲法第九条
があれば今後も絶対平和だおw」という思考パターンです。
帰納法自体はメジャーな思考パターンですが欠点としては、論者に都合の
良い事例や共通点ばかりチョイスすることで、結論をいくらでも都合よく
書き換えることが可能なのです。
例えば、北朝鮮による邦人拉致や中国の脅威、韓国による反日攻勢などを
無視すれば
「今まで憲法第九条があったから日本は平和。なので憲法第九条があれば
今後も絶対平和だおw」という結論をいくらでも正当化できるのです。

話がずれましたが、当時の日本は思考的にも幼い部分があったのでしょう。
突きつけられた現実から目を背け、口先三寸の頭でっかちな思考に酔い
自分の都合の良い世界に逃げたのです。
その結果があれです。
現代の日本人としては大いに反省すべき点でしょう。

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質問した人からのコメント

2019/4/17 19:15:12

don********さんご丁寧にありがとうございました。

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sab********さん

2019/4/1321:39:52

総力戦研究所についてはネットで調べたこと以外は知らないので情報源としての信頼性はあまり高くないですが、東条英機は口ではそういいつつも、総力戦研究所のデータを持ち帰り、会議の際には資料として提示したという話を聞いたことがあります。

また、当時はドイツが勝利してヨーロッパを支配し、そうなればアメリカは参戦してこなくなるだろう、と考えていたようです。
それに何より、今でこそアメリカはぶっちぎり最強の大国ですが、第一次世界大戦まではイギリスが超大国の扱いであり、今の我々のように「アメリカは他の国々より圧倒的に強い」という認識があまりなかったのかもしれませんね。
インターネットはおろかテレビさえもない時代ですし得られる情報量はすごく少ないですしまして東条英機は陸軍の大物であり、なかなか海外に行くこともないでしょうから。
だから「最強のはずのイギリスがドイツに負けそうだから、それより弱いはずのアメリカがドイツと戦うとは思えない」と考えるのも仕方ないかもしれないです。
海軍の井上成美はあなたがおっしゃるように「アメリカやイギリスには勝てない」「ドイツやイタリアは遠すぎてあてにならない」と考えていたのですが、これは当時としてはものすごく革新的で視野が広い物の見方だったのだろうと思います。

cha********さん

2019/4/1123:20:55

日露戦争も始める前は形態だの味方だの考えてないでしょう。勝てる保証がないとやらないとか、日本はそういう国じゃなかったんです。

やってみねば分からぬで上等です。少なくともそういう考え方する日本人が東条以外も沢山いたはずです

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ner********さん

2019/4/1114:16:52

誤解です。

日露戦争に勝利出来たのは日英同盟という安全保障があったからです。
当時世界最強だった英国を敵に回してまで日本と戦争する国など存在しませんでした。
米国ではなく英国のプレゼンスが局地戦で収めたのです。

glo********さん

2019/4/1021:27:50

もちろん違いは頭では分かっていたことでしょう。
しかし人間はいかなる時にも理屈をつけて考える事は可能です。
戦前の軍事書籍でも一見すると合理的な理屈をつけて対米戦の勝利を訴えるものは多々あります。

最近で言えば民主党政権に対し
「実現不可能なマニフェストは辞めてもっと現実的な公約を掲げるべきだ」
と言っても
「マニフェストは実現可能だ」
と言い換えされるのがオチでしょう。
残念ながら人間はいつの時代も似たような失敗を犯すものなのです。

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ani********さん

2019/4/1020:54:36

トピックずれです。歴史のほうに変更を。
違反報告されちゃいますよ。

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