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カフカの変身に見られるような、「目が覚めたらおかしなことになっていた」という...

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ID非公開さん

2019/5/1516:55:19

カフカの変身に見られるような、「目が覚めたらおかしなことになっていた」という展開の初出はどこでしょうか。主題やモチーフでなく単純な展開です。
眠ると不思議なことが…というものは枕中

記の時代から数多いですが、起きたら非現実的なトラブルに巻き込まれていたというのは比較的新しいような気がしています。もしかしてカフカが初め?

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otayanさん

2019/5/1620:03:06

目が覚めたらおかしなことになっていたという話について、冒頭から奇妙な現実(非現実?)が洪水のように押し寄せるのはカフカが最初だと思います。

でも、例えば浦島太郎。

物語の始めと終わりをそれぞれ、自分の村に帰ってくる場面と玉手箱を開ける場面にして、なんの経緯も理由も示さなければ「目を覚ましたら非現実的なトラブルに巻き込まれていた」という話になるのではないでしょうか。この場合は、竜宮での酔生夢死の暮らしが寝ていた時間ということになるのかもしれません。

ポーの小説で『早すぎた埋葬』というのがあります。
一時的に仮死状態になる持病の持ち主が、目を覚ますと棺桶のなかにいることに気づくという話。これは実は棺桶ではなく船員用のベッドだったという結末で、読者の足は合理的な世界に付いたままです。『陥穽と振子』も、目が覚めたら真っ暗な部屋のなかにいて、そこにはどうやら深い落とし穴があるようだという話。

目を覚ます場面から勝手に切り取ってよいというのであれば、例えばヨーロッパの民話だとか、19世紀フランスの幻想小説、イギリスの幽霊小説、ゴシック小説などに、もしかしたら、そういうものが見つかるような気もします。

日本の昔話やギリシャ神話にも、なにかそういうのがあるような気がしてなりません。

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    質問者

    ID非公開さん

    2019/5/1809:51:56

    ああ浦島太郎、切り出せば図式そのままですね。能楽だったか幸若舞だったかな、思い出せませんが、こちらにも解釈次第では近しいものがあったような。私も神話や古代の奇譚に源流がある気がしています。特にギリシャ神話ノーマークでした。
    胡蝶の夢しかり邯鄲の夢しかり、不思議な出来事の渦中から抜け出し、さて思い返せば......というのはアレゴリーにお誂え向きですよね。山海経とか列仙伝とか、好きな時代からあたってみたいと思います。
    全然関係ないですけど、ポーの早すぎた埋葬で思い出しました。アンデルセンの逸話の一つに、寝ている間に死体に間違われて埋葬されてしまったという冗談を真に受けて、枕元に「寝ているだけです」とメモを残してから就寝していたというくだりがありました。彼もちょうど同時代の人ですから、巷でそんな話が流行っていたのかなあと想像したりします。
    とても参考になりました。ありがとうございました。

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