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第二次世界大戦を題材にした映画等では 地上からの対空機関銃射撃より航空機から...

kat********さん

2019/6/1023:34:06

第二次世界大戦を題材にした映画等では
地上からの対空機関銃射撃より航空機からの
機銃掃射の方が命中率が高そうな印象がありますが、
実際のところどうなんでしょうか?

発射媒体が固定されている対空射撃のほうが
命中しやすいような気がするのですが。

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ベストアンサーに選ばれた回答

ima********さん

2019/6/1621:36:17

第二次世界大戦時点での機関銃命中率では、航空機からの射撃の方が圧倒的に有利だと思います。

ご推論の、対空射撃の優位性は、対空側・航空機側がともに一発だけ射撃して命中率を競う場合は、まさにその通りだと思います。

しかし、連続的に弾が発射される機関銃の射撃となると、それは一変します。
航空機側だけが、着弾を確認しながら照準を修正して射撃できるという優位を享受できるのです。
なぜなら、航空機からの対地射撃では、目標は地面に接していて、外れた弾は、地面で砂埃をあげるので、どの方向にどれほど外れたかわかるのです。
一方の対空射撃側が目視で照準している場合、自分が射撃した弾が目標に接する(仮想の)平面のどこを通過したかの確信を得ることは極めて困難なことでしょう。

また、目標の見え方から得られる情報に関しても、航空機側が有利です。
航空機側は、地面と目標の関係性から、自身と目標との接近状況が理解しやすいのです。
一方の対空射撃側は、目標の背景が空なので比較の対象となりにくく、航空機の姿勢や速度(角速度)もわからず、自身との関係性を把握しにくいのです。

これら航空機の優位をひっくり返せるのは、神がかりな時空間認識能力を持つ天才に限られるのではないでしょうか。
普通の射手が曳光弾を使用していても、できる限りの事をやっているというだけで、まあ気休めに近いといえるのではないかと思います。

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ベストアンサー以外の回答

1〜1件/1件中

rx_********さん

2019/6/1101:25:28

説明しようとするとかなり長くなりますがお付き合いください。

機銃等を照準する際には「偏差射撃」というものが必須になります。(「見越し射撃」などとも言います。)・・・既にご存知だったら申し訳ありません。

銃火器の弾丸というのは高速ではありますが、概ね秒速数百メートルから千数百メートル程度ですので、目標に到達するまでわずかながら時間がかかります。また、それなりの重量があるので、弾道は放物線状の軌跡を描きます。故に目標に向ってまっすぐに射撃しても、敵が移動していると敵に弾丸は命中しません。
したがって、敵の移動速度から、弾丸が到達する時刻の敵の位置を推測して、そこに向って射撃します。(このとき射撃する方向にはまだ敵はいません。)これが偏差射撃です。

地上の対空砲から見ると、航空機というのはかなりのスピードで動いています。航空機が自身に向って直進してくる場合を除いて(まっすぐ逃げていくということはあまりないです。)、偏差射撃の偏差はかなり大きくなりますし、砲の向きを変えるスピードも速くする必要があるので、命中率は下がります。

一方航空機の機関銃というのは、自己防御用のものを除き(ごく一部の例外を除いて)航空機の前方に向って射撃するように設置されています。そのため、地上の目標に向って射撃する際は、自機が目標に向って直進しながら、射撃することになります。また、地上の目標の速度は、車や列車の類だとしても、航空機のそれよりはるかに低速なので、射撃時の偏差は小さくて済みます。そうすることで、射撃中常に目標を自機のほぼ正面にとらえることが可能となります。したがってある程度の命中率を維持できます。

尚、先ほど、地上からの射撃の際、航空機が自身に向ってくる時は偏差が小さくなると書きました。航空機が地上に向って射撃する際は目標に向って直進しますから、お互いこの時が最大のチャンスということになります。ただし、見下ろす航空機と、上空を見上げる対空砲ですから、航空機の方が射撃しやすいというのは、なんとなくわかっていただけると思います。

また、航空機は射撃時以外、ある程度自由に動けるのに対して、対空砲は大した速度では動けませんから、その点でも航空機が有利と言えます。

ただし、これらとは別に、射撃手の見通しの良さやなどの環境要素も命中率に影響します。(この点においては航空機の方がマイナス要素が多いかもしれません。)

さらに細かいことを言うと、対空砲を一門設置するのは、航空機を一機飛ばすよりもはるかに、低いコストとパワーで済むので、対空砲は数で勝負という場合もあります。

大変長くなりましたが、これらが航空機の機銃掃射の方が命中率が高くなる理由となります。ただし、命中率はあくまでも個々の要素が絡み合って決まるものですので一概には言い切れません。

ちなみに現代ではレーダーやカメラ、センサーの発達と計算機の発達により、高精度の偏差射撃が自動で行われるものも多いです。

偏差射撃については、ゲームやシュミレーター等をプレイされると感覚的に分かるかと思います。

長文すみません。参考になれば幸いです。

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