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風土記に、「富士の山は、いつも雪に覆はれて登ることのできぬ山となった」とあり...

wak********さん

2019/7/2715:00:03

風土記に、「富士の山は、いつも雪に覆はれて登ることのできぬ山となった」とありますが、http://nire.main.jp/rouman/sinwa/hitatihudoki.htm

昔は一年中雪があったと言うことでしょうか?

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rie********さん

2019/7/2800:34:30

そういうこともあったんだろう。

常陸国風土記の成立は8世紀だが、土地の古事の口伝(言い伝え)を聞き取り取材して書き留めたものだそうだ。

文字記録が普及していない古代では、代々の口伝が貴重な知識の源だったから、変質が少なく伝承された。古来日本語は正確な口伝に適した文法構造を保ってきたとされ、同様の構造は世界各地にも残っている。

日本の気候は8世紀から温暖期に入り平安時代まで続いた。それ以前は紀元前10世紀ころからおおむね寒冷期で、その中に時々温暖期をはさんだが、地域ごとに気候変動の影響はまちまちだったらしい。

弥生時代の紀元前数世紀ころは特に寒冷な時期で、中国大陸でも大変動が起き、巨大な流民の群れが発生して、戦国期が終わり秦が成立したがすぐに漢にとって代わられた。その時大陸の人口は激減したとされる。日本列島へも弥生系渡来人が大挙してやってきた。
蓬莱山を求探して列島へやってきた伝説の徐福は、一年中冠雪している富士山を見たかもしれない。

その後徐々に温暖化したが、4世紀後半から6世紀初めまで再び寒冷化し古墳寒冷期とも呼ばれるそうな。ただ地域差があるらしく、尾瀬あたりの寒冷化は大きかったとされる。なので富士山も夏に冠雪していたかもしれない。

そのように弥生から古墳時代にかけては寒冷な気候の中で変動が大きく、風土記の古事口伝にはそれが反映しているのだろう。

古代では何代も変わらぬ生活が続くものだったから、古老長老の口伝には何百年もの間の、あるいははるかな過去の変動の記憶が伝承されていることが多かった。

質問した人からのコメント

2019/7/30 15:15:14

ありがとうございます。

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