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ソクラテス、プラトン、アリストテレスの思想の違いを教えてください。ソクラテス...

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ID非公開さん

2019/7/2511:05:39

ソクラテス、プラトン、アリストテレスの思想の違いを教えてください。ソクラテスとプラトンは思想的に同じサイドの人間なんですか?それに対してアリストテレスが反対サイドの考えの人なんですか?それも踏まえて出

来れば簡単に詳しく教えてください。

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qqq********さん

編集あり2019/7/2707:12:07

悪法問題ソクラテス死の克服
哲人政治〇〇執権との関係性

どうとらえるか
ゴルギアスと
プロタゴラスらを含めて
ルソーとヘーゲル
誤解を生じさせたもの

第一三講 哲学史 二 イデア論の発生と展開



今日は「哲学史」の二回目で、ソフィストからアリストテレスまでです。
今日の講義は、ギリシア哲学のハイライトにあたるところであると同時に、ヘーゲルがギリシャ哲学者たちからもっとも根本的な思想を学んだ哲学の歴史です。前回、ヘーゲルの「哲学史」の特徴として、哲学の歴史を真理探究の弁証法的発展過程としてとらえたとお話ししました。ソフィストからアリストテレスまでは、主観と客観、普遍と個別の弁証法を探求した歴史なのですが、そのなかにヘーゲルはイデア論の発生、展開、完成の過程を見出し、それを「概念論」にとりこんでいるのです。



一、ソフィスト

個別と普遍

まずソフィストです。ソフィストとは、一般に
詭弁をした人たちと理解されていますが、ソフィストはもともとは賢明な学者を意味しています。いわゆる弁論術を教えてアテネの民主政治を支える役割を果しました。ヘーゲルはソフィストたちを弁証法の土台をつくったという面から高く評価しているわけです。
ソフィストたちは全面的なものの見方をするために「論拠と反対論拠とを同時に持ち出すこと」、「なにごとにつけてもあい異なる観点を見つけだすこと」(二三九ページ)を主張しました。そのこと自体は一面的なものの見方を批判する弁証法的な見方として正しいのですが、ソフィストの場合、結局そのことを通じてすべてを相対主義におとしこんでしまったことが問題なのです。彼らは物事はどのようにでも議論できるとして、真理を否定したのです。ソフィストの一人プロタゴラスは、「人間は万物の尺度である」といった人です。「人間は、したがって、主観一般である;したがって有るものはそれだけで有るのではなくて、私の知に対して有るのである」(二三九ページ)として、あらゆる客観は、主観とのかかわりにおいて存在するという考えに立っています。その主張は主観的観念論としての批判をまぬがれませんが、当時としては主観と客観の対立を意識したという積極的な役割をもっているわけです。
しかし、こういう主観的観念論は、結局、相対主義におちいらざるをえません。主観がどう認識するかによって客観的事物がどうあるかということが決まってくるわけですから、人によって認識する事物が変わってくることになります。
これをさらに深めて主観と客観の関係を論じたのが、ゴルギアスで、客観的事物は「あるとしても、認識されえない」とか、「認識されるとしても、認識されたものを伝達することはできない」(二四一ページ)といいました。主観は客観をそのままに認識できないのではないかといっているのです。言語を通じて認識するということは、その言語によって存在するものが変形されている、と考えるわけです。存在するものは個別のものとして存在するけれども、言語はすべて抽象化し、普遍化しますので、だから言語を通じて客観を認識するということは、個と普遍の矛盾が生じるというのです。真理の認識、つまり主観と客観の同一性について問題提起しているわけです。
このようにプロタゴラスもゴルギアスも主観と客観、個別と普遍の関係をどうみればいいのか、という問題提起をしたという点で評価されるべきでしょう。



二、ソクラテス

正義とはなにか

次にソクラテスです。ソクラテスの弟子がプラトンであり、プラトンの弟子がアリストテレスです。この三人に共通しているのは、イデア論です。
イデア論もソフィストと同様に主観と客観、あるいは個と普遍の関係を論じています。ソフィストたちが主観と客観を論議したのを引き継いで、「客観の真にあるべき姿は何なのか」を議論したのが、イデア論だといえます。イデアという普遍を論じると同時にイデアという主観の産物と客観との関係を議論しているのです。
ソクラテスが問題にしたのは、正義とは何か、善とは何か、美とは何かなどのテーマであり、これを議論の対象にして相手と討論するわけです。相手が次々出してくる正義とはこんなものだという根拠を次々否定する討論を通じて、ソクラテスは正義とか善とか美とかの「真にあるべき姿」を明らかにしようとしたのです。ただソクラテスは真にあるべき姿を問題にしながらも、それをイデアと呼んだわけではありません。たとえば、「正義とは何か」という問題提起をしたにとどまります。しかし正義とは何かという問いは、いいかえれば、正義のイデアとは何か、つまり、正義の本来のあるべき姿は何か、ということが問われているわけです。

真の思惟は主観と客観の統一

イデアは、主観と客観の一致として生まれてきます。
「私にとって真理とし、正義としての価値をもつべきものは、私の精神から生まれた精神である」(二四四ページ)。
ソクラテスは、正義とは何かという問いに答えを出すのは精神の働きによるものだ、つまりイデアというのは主観の働きによってはじめてとらえることができる、ということをまず述べています。では、主観によるものであればどんな主観でもイデアになるのかというと、そうではないわけで、「それの情熱、興味、好み、気まぐれ、目的、傾向、その他から生まれたものであってはならない」(二四四ページ)のです。イデアは主観の産物ではあっても気まぐれなものであってはならないのであって、それはある意味では客観に規定されているのです。客観に規定されながらも、主観の産物として存在するのが、イデアなのだといっているわけです。
プロタゴラスが「人間は万物の尺度である」といったのに対して、ソクラテスは「思惟するものとしての人間は万物の尺度である」とったわけですが、レーニンはこの、「色合い!」(二四五ページ)の違いに注目せよとコメントしております。どういう色合いの違いがあるかというと、プロタゴラスの命題では人間あっての客観というだけのことですが、ソクラテスの命題ではそうではありません。ソクラテスは客観を思惟することを通じてイデアをとらえることができるから、人間は万物の真にあるべき姿の尺度である、と説いたわけです。人間はイデアをとらえることによって客観世界を動かしていく、合法則的に発展させていくことにより、万物の尺度になるんだということを、意味しているのではないでしょうか。こうしたソクラテス論を通じて、レーニンは「愚鈍な唯物論よりも賢明な観念論の方が賢明な唯物論に近い」(二四五ページ)と書いています。「愚鈍な唯物論」とは、「あたかもロウが形をとるように受身に受け取る」ような機械的反映論の立場に立つ唯物論のことです。
「賢明な観念論」とは、ソクラテスのことをいっているのだと思います。ソクラテスは「思惟するものとしての人間が万物の尺度」だと説いて、人間の思惟を何よりも高い地位においたという意味でなるほど観念論の立場といってよいかもしれない。しかし人間の意識の創造性に目を向けたという意味で「賢明」だとレーニンは言っているのでしょう。
ですから、「愚鈍」というのは人間の意識を機械的に客観を反映するだけのものとみることを意味し、「賢明」というのは人間の意識の創造性に着目したという意味なのでしょう。いうまでもなく、レーニンにとっては「賢明な唯物論」こそ重要なのであり、「論理学」を学んできたレーニンにとって、意識の創造性をうちだすことのできるような弁証法的唯物論のことを念頭においているのです。



三、ソクラテス学徒

言語の二つの側面

つぎにソクラテス学徒です。
個と普遍の問題で、先ほどゴルギアスの議論を紹介しましたが、それと同じようなことが出ております。
レーニンは、まず「なぜ個別的なものは名づけることができないのか」を問題とします。例えば、机という普通名詞は、机一般の「普遍」をさすものであり、個別のようであって個別ではないのです。個別の机を指そうと思ったら、「この」机といわなければ個別にならないわけです。言語というものはすべて普遍なのであって、個別的なものは名づけることができないのです。
したがって「言語は本質上ただ普遍的なものだけを一般に表現する;しかし人が私念するものは特殊的なもの、個別的なものである。したがって人は、人が私念するものを言語のうちで言いあらわすことはできない」(二四五ページ)ということになります。レーニンはNBとして「言語のうちにはただ普遍的なものがある」とコメントしております。
人間は言語を使って思考します。言語を使うこと自体が個別を普遍化させることによって客観的事実を変形させているわけです。しかし同時に、言語は客観を抽象化し、個別を普遍化することを通じて真理をとらえることができるのです。
とのことです

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