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三島由紀夫の「仮面の告白」を読んでいて、分からないところがあったのでお聞きし...

sug********さん

2019/8/819:03:50

三島由紀夫の「仮面の告白」を読んでいて、分からないところがあったのでお聞きします。

1、p、60の、

「しかし私は、二人の指のあいだに交わされた稲妻のような戦きと共に、私の彼を見つめた一瞬の視線から、私が彼を――ただ彼のみ――愛していることを、近江が読みとったと直感した。」

これは「私」の思い込み、誤解な気もします。近江からすれば、まさか同性である、この色白の同級生が自分に性欲を感じているとは夢にも思わないのが普通ですから。

それとも、本当に近江はそれを読みとったのでしょうか?

2、近江が雪の降った早朝の校庭で、「OMI」と書いていることが彼の無意識裡の孤独を表し ている、と「私」が思った意味が分かりませんでした。どういう意味でしょうか?

以上、よろしくお願いいたします。

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ベストアンサーに選ばれた回答

2019/8/1218:06:11

「稲妻のような戦き」は愛を感じたという意味の比喩なので、近江にそういう気持ちや嗜好が内在していることをしって接近したのでしょう。そういう嗜好の人はそれなりの直観を持っているので。

一人で校庭に自分の名前を書く、名前に託したのはもう一人の自分「自我」なので、校庭で単独で自分と向き合ているという意味では孤独のいみでしょう。英語文字はそういうもう一人の自分です。たぶんこれは三島自身の自分の体験ですね。

ちなみに三島はそれ以前には王朝文学に現れるような女性に淡い恋をしています。少年時代の作品「玉刻春」にはそれがあります。モデルは実在の北白川祥子さんです。ネット検索してね。
以上、参考にされてくださいませ。
なにしろ『仮面』と『金閣寺』は世界で最も読まれている日本文学です。あなたの年代に古典を読まれることは素晴らしいことです。
良い夏にされてくださいませ。

  • 質問者

    sug********さん

    2019/8/1218:41:01

    ご回答ありがとうございます。

    なるほど。近江が同性愛の傾向をもっていることは思いもよりませんでした。

    「仮面の告白」は2度目ですが、すばらしい。。耽美的で、精巧で、とくに前半部分は感動にふるえ、ぼーっとしてしまいました。

    でも、私にはわかりにくい感覚も所々たしかにありました。たとえば、産湯に浸かった「私」が見た盥の縁の光が、「他者とは異なる感性を持っていることの暗示」、と気づくのにすこし時間がかかったり。

    感性がことなるからか、三島に慣れていないからなのか。。

    なのであなたの回答は本当に参考になります。

    今までいろいろ読みましたが、三島由紀夫はダントツですばらしいですね。天才って本当にいるんだな、と毎日読むたびに痛感します。

    それと、「金閣寺」は間違いなく日本文学史上の最高傑作ですね。海外では彼らのことを知らないと恥をかきそうなイメージなのでもっといろいろ読んでみますね。

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質問した人からのコメント

2019/8/14 16:21:42

ありがとうございました。金閣寺を購入して読み始めました。

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