ここから本文です

三橋貴明や中野剛志は、「銀行は通帳にお金を書くだけで発行できる」と言ってます...

プロフィール画像

カテゴリマスター

初来慎さん

2019/9/2008:41:48

三橋貴明や中野剛志は、「銀行は通帳にお金を書くだけで発行できる」と言ってますが本当ですか?

銀行は、預金を元手に信用創造で増やして貸し出しているのではないですか?

閲覧数:
218
回答数:
4
お礼:
500枚

違反報告

ベストアンサーに選ばれた回答

ric********さん

2019/9/2120:12:58

三橋さんとか中野さんってのは、
ここしばらく、MMTを強調している方たちですね。
まあ、MMTに沿って話をすると(銀行が
書くだけで通貨を発行できる、というのは
何もMMTでなくても昔から「銀行学派」や
ケインズの「貨幣論」、ポスト・ケインジアン、
サーキュレーショニスト、「貸付先行説」などとして
言われていたことなので、
別に目新しい話ではないし、ってか、
簿記というのか、企業会計を勉強していれば
当たり前の話でしかないんですけれど)

銀行が預金者の預金通帳に金額を書き加えるだけで
貨幣が増える、ということ自体は本当です。

まあ、「銀行は通帳にお金を書くだけで」
とはいっても、そうやって生み出された
銀行預金=預金通貨というのは、
預金者あるいは利用者にとってはお金ですけれど、
それを発行した銀行にとっては
ただの自分自身の負債です。そしてそれと対にして
融資先に対する債権(「貸付金」要するに
貸付証文)を保有するわけですけです。
これ、回収に失敗すれば(つまり、貸したお金を
とりっぱぐれれば)、債権がなくなり、
負債だけが残るわけで、大きな損失になるわけです。
だから、銀行は将来の回収不能(不良債権化)という
リスクを背負っているわけで、
「ただ書くだけ」ということではないですよ。

それと、MMTという考え方から言うと、

銀行は、預金を発行することで
新たにお金を生み出すことになるんですが、
これは上記のとおり、預金者にとって貨幣であるだけで、
銀行にとっては、ただの負債なんです。
つまり、借入人だけじゃなく、銀行自身も預金者に対して、
これを決済しなきゃいけない。
詳しく言うと、銀行は、預金者に対して、
預金者の指示に従って
1.紙幣へ払戻しするか、2.他の銀行に送金するか、
3.政府への納付を代行するか、あるいは
4.自分自身の債権と相殺する、という主として
4つの義務を負います。このうち、1~3までは
実行するために、特にベースマネーを中心とする
資産が必要になります。特に1.と3.の場合には
預金者の依頼を実行するときにはそれと同額の
ベースマネーが必要になります。
つまり、銀行は、自分自身が預金者に対して
債務者という立場に立つわけですから
その債務を決済するためには
銀行自身にとっての「お金」が必要になるわけです。
この場合、銀行自身が生み出した「お金」は
使えません。なぜなら、何べんも書く通り、
それは銀行自身にとっては負債に過ぎないからです。

そうすると、一般の企業や個人にとっては
銀行の預金は、銀行が生み出すお金ですが
銀行自身にとっては、決済を必要とする負債の一つにすぎず、
その決済のためには、銀行自身にとってのお金が
必要となる。お金というものには、
こうした一種の階層秩序がある。
これがMMTの言う「債務ヒエラルキー」というものです。


「債務ヒエラルキー」がなぜ重要か、というと、、、
と、まあ、ここから先が非常に面白くなるんですが、
ご質問とは関係ないので、ここでやめにして、
「三橋さんや中野さんの言っていることはそれ自体としては
正しい」ということおよび、
「銀行預金は、預金者にとってはお金だけれど、
銀行の取ってはただの負債」ということを
押さえておいてください。

質問した人からのコメント

2019/9/23 10:06:38

分かりやすかったです。
カリオカ様もありがとうございました。

ベストアンサー以外の回答

1〜3件/3件中

並び替え:回答日時の
新しい順
|古い順

2019/9/2121:14:34

あんなトンデモ相手にしちゃダメですよ!

プロフィール画像

カテゴリマスター

カリオカさん

2019/9/2011:12:48

最近MMTの1部分だけを聞きかじった胡散臭い人達が吹聴しているので、信じられないかもしれませんが、本当です。

教科書に載っている「先ず本源的預金がなされ、銀行間に貸出の連鎖が起きることによりお金が増える」という説明の方が間違っています。

信用創造とは銀行が預金通貨を発行して貸出を行うことですから、貸出の原資は必要なくいくらでも好きなだけ貸出できます。必要な準備預金は、後日インターバンク市場にて政策金利で調達可能です。

銀行は信用創造のとき下記の仕訳をするだけです。
貸付金/預金

この信用創造の説明はMMT独自のものではなく、オーソドックスな金融論の学者である池尾和人先生も著書『現代の金融入門(ちくま新書)』の中で「貸出とは、直ちには貸出額に相当する数字を預金口座に記入することに過ぎない」「本源的預金は存在しない」と述べています。

プロフィール画像

カテゴリマスター

2019/9/2009:29:51

嘘です。
経済評論家を自称するなら経済学の入門書くらい読んでほしいですよね。

あわせて知りたい

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる