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過去問で古今著聞集の文章なのですが、わけわかりません! どうして「その使ひ、...

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ID非公開さん

2019/11/420:04:16

過去問で古今著聞集の文章なのですが、わけわかりません!
どうして「その使ひ、返事をとらで逃げ帰らんとしける」なんですか?
どうして「いと興あることなりかし」なんですか?

どなたか教えてください!

永万元年九月十四日、五更におよびて、頭の亮の書札とて、紙屋紙に立文たる文を、頭の中将家通朝臣のもとへもてきたりけり。ひらきて見れば、紅の薄様に歌を書きたり。
名にたかき過ぎぬるよはに照り勝る今宵の月を君はみじとや
筑前の内侍・伊予の内侍などのしわざにや、その使ひ、返事をとらで逃げ帰らんとしけるを、侍どもさとりて、門を鎖して出ださず。
やがて紅の薄様に返しを書きて賜はせける。
いかでかは伏せ屋にとても隈もなき今宵の月を眺めざるべき
かくなん書きて、もとのごとく紙屋紙に立文て、使ひに返し給びて「月をも御覽ぜで、御寝るなれば、この御文まゐらするにおよばず。もし急ぐ事ならば、明日持て参れ」といはせて返しければ、使ひしぶる気色ながらもて帰りにけり。いと興あることなりかし。

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2019/11/508:58:07

『古今著聞集』一六一「頭中將家通頭亮邦綱の使を留めて返事の事」
これは説話や女房日記を読み慣れていないと、難しいかもしれません。
すべて女房たちと貴公子の間の知的遊戯なのです。

まず冗談を仕掛けたのは女房たち(筑前の内侍・伊予の内侍など)。
わざわざ五更(午前四~六時)という早朝に、家通邸に立文を届けます。立文は正式文書の形式ですから、家通は当然公務に関する書状と思って開けてみる。
すると「紅の薄様に歌を書きたり」、これは恋文の形式です。
まず、これが「びっくり箱」。

その歌は「今夜の月を見ないで眠りこけてるのね(おばかさん)」とからかうもの。返事を受け取らないということは、言うだけ言っておいて相手が言い返す前に逃げる、というヒットエンドラン。

家通も歌人のはしくれ。使者を逃がさず、「見てないわけないじゃん。(そっちこそ寝こけてるんでしょ。おばかさん)」と返事を書いて、わざわざ「向こうが寝てるなら届けなくていいよ」とイヤミを伝える。

そういった風流な冗談を言い合うのは、面白いことだよなあ。
という流れです。

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質問した人からのコメント

2019/11/5 16:58:34

知的遊戯ですか(´・ω・`)
やっと文章の流れが理解できました!
ありがとうございました(o´-ω-)

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