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白い巨塔(唐和智秋版)は、大学病院の世界のリアルですか?

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ID非公開さん

2019/12/608:12:50

白い巨塔(唐和智秋版)は、大学病院の世界のリアルですか?

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2019/12/610:06:31

厳密に言うと『白い巨塔』は『白い巨塔』と『続・白い巨塔』に分かれています。少なくとも、前半の『白い巨塔』は綿密な取材に基づいた、リアルな内容でした。

『白い巨塔』のテーマは、医療過誤裁判の難しさです。今日では患者側が勝訴することも多くなってきていますが、この小説の発表された当時は、完全に患者側が不利だった訳です。複雑な医療の内容、内部でお互いを支え合う構造。金を持っていますので、実弾攻撃も可能です。患者側に勝てる要素はほとんどありません。

という訳で、小説『白い巨塔』は患者側が敗訴するところで物語が終わっています。

ところが、読者が納得しない。とにかく、これでは小説として寝覚めが悪すぎる。なんとかしてくれという声が上がって、仕方なく書き足されたのが『続・白い共闘』だった訳です。

正直言って、作者山崎豊子にとって続編の内容はファンタジーに過ぎないんじゃないでしょかね。病院側が都合よく、証人側の感情を逆撫でするようなアプローチをしたことで、有利な証人が二人も現れてくる。前半で患者側に有利な証言をした里見准教授が大学病院を去っていることから言って、この二人がどんなに無謀なことをしているかは一目瞭然です。

しかも、原作では原告勝訴が確定している訳ではありません。大学病院側はただちに最高裁への上告を検討している訳で、もし最高裁に持ち込まれれば、差し戻し審、その後病院側の勝訴という展開になることが予想されます。

そもそも、遺族側が経済的に持たない。小説の中でも、患者遺族は結局大黒柱であるお父さんを失くして店を倒産させてしまい、以前持っていた店舗の前で露天商の真似をして生活を凌いでいました。あと二回の裁判なんて、とても耐えられる状態じゃなかった訳です。

そんな訳で、財前教授が癌に罹ったのは山崎豊子にとって、どうしても必要な展開だった訳です。偶然に偶然が重なって勝ち取った控訴審での逆転勝訴。この瞬間に裁判を終わらせるためには、あのタイミングで財前教授を殺してしまうしか方法が無かったんですね。

今日の状況から考えると、現実はこの小説に近付いてきています。そんなにも難しかった医療裁判も、徐々に患者側に有利な判断が行われてくるようになってきています。

草葉の陰で、山崎豊子先生もお喜びでしょう。

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ham********さん

2019/12/612:05:00

大学時代の一般教養で脳生理学というのをとっていてその先生が医学部(京大だったかな?)出身だったのですが、講義の途中でときどき愚痴ってました。

「いやー、医者なんてなるもんじゃないですよ」

「医学部なんて日本相撲協会よりタチ悪いですからねえ」

「実業家はいいですよ。私は金と名誉が欲しいと公言してやってるわけですから。でも医者なんて『私は何も欲しがりません』なんて顔しながら欲張りで陰険なんですからねえ」

多分大学病院の「出世コース」を外れた鬱憤を学生相手に愚痴っていたのでしょう。

山本知彦さん

2019/12/609:34:11

「白い巨塔」はフィクションであるが、
原作の小説家・山崎豊子氏の実体験と綿密な取材による物語。
当時実在した物事がモデルとなって複合されています。
部分的には大学病院のリアルなのでしょう。

なお、それは「唐沢寿明版」の誤りですね。

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tnm********さん

2019/12/608:56:36

100%?フィクションです

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