ここから本文です

生物基礎の質問です。

アバター

ID非公開さん

2020/5/2313:58:00

生物基礎の質問です。

尿素がなにかわかりません。分解されたアンモニアが肝臓のオルニチン回路で尿素になって、腎臓に流されてろ過され原尿になって再吸収され尿になっているのですか?
腎臓でろ過され再吸収されるものは血液の中の老廃物なのですか?
わかりにくい文章ですみません。よろしくお願いします。

閲覧数:
11
回答数:
1

違反報告

回答

1〜1件/1件中

nug********さん

2020/5/2314:48:24

グルコースやデンプンなどの炭水化物は,C,H,O の元素から出来ています.また,脂肪もC,H,O の元素から出来ています.しかし,タンパク質やアミノ酸は,C,H,O,Nの元素で出来ていますので,タンパク質やアミノ酸がからだの中で使われると,アンモニアNH3がつくられます.アンモニアは,有毒なので,魚類や両生類の幼生であるオタマジャクシのように,水中に生息する動物では,アンモニアのまま尿として捨てています.毒も周りにある大量の水で薄まれば効かないからです.
しかし,陸上生活をする動物では,毒をそのまま捨てるわけにはいきません.そこで,肝臓が解毒作用により,アンモニアを尿素にかえています.これを行う代謝経路をオルニチン回路と呼び,ATPのエネルギーを用いて尿素を合成するのです.尿素は,無毒ですが,不要な物質ですから,尿として捨てています.肝臓のオルニチン回路でアンモニアから合成された尿素は,血しょう中に溶けるかたちで肝臓から肝静脈を経てからだ中に運ばれます.腎臓では,腎動脈によって運ばれてきた血しょうを糸球体という毛細血管からボーマンのうという所へ血圧によってろ過します.これを限外ろ過と呼び,水とともに,水に溶けているグルコース,尿素,無機塩類などがろ過されます.ろ過されたものを原尿と呼びます.ヒトであれば,1日の原尿量は,180 L程度です.酒などの一升瓶は,約1.8 Lですから,一升瓶100本分の血しょうがろ過されていることになります.1日の尿量は,1.5 L程度ですから,原尿の水は99%以上再吸収されます.グルコースは100%再吸収されます.尿素は,44%程度再吸収されます,不要な物なのですが,尿素は全部を捨てることはできないようなのです.無機塩類もほとんど再吸収されます.こうして,不要な物は濃縮されて(180 Lが1.5 Lとなりました),捨てられるのです.
腎臓のしくみは,こちらのサイトが分かりやすいでしょう↓
https://www.kango-roo.com/learning/1677/

なお,ヒトの腎臓において,尿素は一部再吸収される理由ですが,尿素は,細胞膜を透過しやすいため,受動輸送により再吸収されるのです.ATPを使っての能動輸送で再吸収するのではありません.また、腎臓の髄質に多くの尿素を溜めておくことで,髄質の浸透圧を上げ,腎細管からの水の再吸収を行いやすくしています.なんといっても,水は大切ですからしっかり再吸収をしたい,そのために尿素が役立っているようです.

この質問につけられたタグ

みんなで作る知恵袋 悩みや疑問、なんでも気軽にきいちゃおう!

Q&Aをキーワードで検索:

Yahoo! JAPANは、回答に記載された内容の信ぴょう性、正確性を保証しておりません。
お客様自身の責任と判断で、ご利用ください。
本文はここまでです このページの先頭へ

「追加する」ボタンを押してください。

閉じる

※知恵コレクションに追加された質問は選択されたID/ニックネームのMy知恵袋で確認できます。

不適切な投稿でないことを報告しました。

閉じる