業務内容も実際の現状も分からない人から見れば「ブラック」に見えるかも知れません。
クリニック等は近隣住民や子育て主婦層が多く偏りが酷い場合もあります。
ただ、冷静に物事を考えると至って普通の職種です。
・給料が安い・・・一般的な仕事の場合、業務内容は少しやれば出来るようになるものが多く、実践で出来るようになるまで期間を要しません。
従って、最初から実践で出来る事を前提に給料は設定されている事が多いです。
一方、医療事務は「業務を行う上で、多少の特殊な知識や一般常識では余り見ない作業を行う」ので、少し慣れれば出来るという話ではありません。
覚える為の期間も一般的なものよりは時間を要します。
当然、
業務を覚えるまでは戦力にならず、特殊な業務に対して、直ぐに根を上げて辞める人が多いので、実践で仕事が出来る能力が身に付くまで給料は安く設定されています。
それらの事柄を理解せず、「傲慢で知識に乏しい人間が誰でも出来ると安易に医療事務の仕事で就職し、実際を目にして逃げる(辞める)為に言い訳として仕事のせいにしています」
それらのコメントをネット等で見た人達が「ブラック」「辛くて安い職業」とのイメージになっているのだと思います。
確実に「医療事務の仕事をしている現役選手は存在します」本当にイメージ通りの職種なら誰もやり手はいないと思いますよ。
私は男性で高卒未経験から病院へ就職し今に至りますが、
入社してからスパルタ教育で仕事を覚えました。
最初の3年が非常に辛かったです。何度も辞めたいと思いました。
ですが、3年を超えて実務が分かり自身でも実力が付いたと思えるようになって、遣り甲斐や面白味が分かるようになりました。
13年目位で役職となりました。
転職は何度か繰り返しましたが、実務経験と実力を認められ転職には苦労しませんでした。
現在も中規模病院の管理職として勤めています。
医療事務の仕事は一定以上の実務経験と実力により給料等の条件が異なります。
従って、「一定以上」に達するまでは、「安い辛い」というイメージになるのでしょうね。
やるなら最後まで(一定以上になるまで)続ける覚悟を持って業界に入ってきて欲しいですね。
お分かりだと思いますが、ネガティブなイメージや言動は「一定以上」を迎えられなかった人(早期退職者)の逃げ口上(言い訳)です。