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おバカな僕のためにMMT理論をわかりやすく説明してください!

陰キャくんさん

2020/6/2623:44:17

おバカな僕のためにMMT理論をわかりやすく説明してください!

難しい言葉ばかりなので解説動画見てもわからないです…

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ric********さん

2020/6/2818:09:15

1 お金は誰にでも発行できる。

2 ただし、受け取ってもらえるとは限らない。

3 受け取ってもらうためには、受け取る人が
受取ることで、将来、何らかの利益を受けることができる、
と信じていなければならず、そして
お金を発行した人は、実際、その利益を
提供しなければならない。

4 つまり、お金を発行している人は
将来、そのお金の持ち主に対して、何らかの
利益を提供する義務を負っている。こうした義務は
例えば、「このお金を持っている人には
2020年10月1日にコメ10キログラムを上げます」とか
「このお金を持っている人の肩を
2020年8月10日に30回たたきます」といったこと、
つまり、その発行者がいつ、何を、どれだけ
提供するかが明確でなければならない。

5 上のコメの例で言えば、お金を発行した人は
10月1日にはコメ10キログラムを
提供しなければならない。こうした
お金を発行した人の義務のことを
「債務」と呼ぶ。そしてお金を持っている人は
10月1日にはコメ10キログラムを受け取れるわけだけれど、
こうした権利のことを「債権」と呼ぶ。
お金とは、この債権と債務を記した
数字のこと。

6 上記のコメのお金を発行している人のことを
ここでは「米屋さん」と呼ぶことにしましょう。
そして米屋さんが発行するお金のことを
「コメ貨幣」と呼びましょう。2020年10月1日に
米屋さんがコメ貨幣の持ち主に、
コメ貨幣と交換にコメ10キロを渡すことを
「決済」という。10月1日に所定のコメが
引き渡しされることで、債権債務関係が
消滅し、お金は存在しなくなる。これが
「決済」。

7 そうすると、中には
自分自身ではコメを取り扱っていないが、
コメが欲しいという人に対して
「9月30日にコメ貨幣を
コメの量にして100キログラム分、引き渡します」
という債務のお金を発行する人も出てくる。
このお金の発行者は自分自身では
コメを扱うわけではないが、
9月30日までに確実におコメ貨幣を
100キログラム分、集めることができ、
それで自分自身の債務を決済する。もし
この約束が信頼できるものであれば
このおコメ貨幣を決済条件とする貨幣も
受取ってもらえる。そして、9月30日にコメ貨幣が
そのお金の保有者に引き渡されることで
その派生的なお金の決済は行われる。

8 おコメ貨幣、あるいはおコメ貨幣から派生した貨幣は
お米を必要としている人たちによって
受取られる。しかし
中にはお米を食べる習慣がない人もいるだろう。
でも、自分自身はお米を必要としない人にとっても、
それを持っていれば、他のお米を必要とする人に
受取ってもらえる、とわかっているので、
そういう人でもおコメ貨幣、およびその派生貨幣は
受取られることだろう。

9 このように、世の中には
誰かが発行した貨幣によって、自分自身の
お金を決済する、あるいは
債務の内容が他人の発行するお金によって
定義される、というお金が
多数存在している。
そうすると、世の中に流通している様々なお金の間には
「他のお金を決済手段とするお金」と
「他のお金によって決済手段として使われるお金」
という序列関係が成立する。
こうした序列関係のことを
MMTでは「債務ヒエラルキー」とか
「貨幣ピラミッド」などと呼ぶ。

10 どのようなお金であっても、将来
その保有者に便益を提供できなければ
引き取ってもらえない。約束した決済を
実行できなかった場合、その貨幣(債務)は
「デフォルト(債務不履行)」したといわれる。
おコメ貨幣は2020年10月1日に
確実に決済されるとみんなが信用しているから
流通するのであって、債務不履行が予想されれば、
受け取ってもらえなくなる。
その場合には、おコメ貨幣から派生した貨幣も
受取ってもらえなってしまう。

10 話は変わり、政府の発行する
貨幣について。政府貨幣はちょっと特殊。
政府は強制的に国民に租税債務を負わせることが
できる。つまり、国内にいる人は
定められた日限までに税金を政府に納めなければ
ならない義務を負っている。こうした政府の債権のことを
「租税債権」、国民の納税の義務のことを
「租税債務」と呼ぶ。

11 政府は国民に何によって納税するかを
定めることができる。例えばコメで納税するとか、
労役で納税するなど。こうした中で
政府は自分自身が発行したお金によって納税することを
定めるようになる。つまり
政府は「このお金を持っていれば、将来、これで
税金を納付することができる。これがなければ
税金を納付することができないので
100たたきの罰に処する」というような具合に定めることで
政府自身のお金を流通させることが
できる。

12 こうして国民は、100たたきの刑が嫌なら、
あるいは国内で経済活動を継続するためには
政府が発行したお金を集めなければならなくなる。
租税制度は国民ほとんど全員に
租税債務を負わせることができるので、
国民全体で政府の発行する貨幣は需要される。
このように、MMTでは
貨幣が流通するための条件は、政府が
十分な課税能力を持っていることだ、とする。
こうした考え方のことを
Tax Driven Monetary View (租税駆動貨幣論)といって
MMTの中心概念の一つ。

13 政府が貨幣を発行するとき、
「これで税金を払えますよ」ということだけを
政府貨幣の保有者に約束するなら、
この政府貨幣は、決してデフォルトすることは
ない。他方で、もし政府が
政府貨幣と引き換えに、金(きん)を引き渡す、とか、
外国通貨を引き渡す、あるいは
米や麦などを引き渡すことを約束してしまえば
それが実行できないとき、政府貨幣も
デフォルトすることになる。

14 このように、租税債権による
決済だけを約束している政府貨幣は
決してデフォルトしない。
こうした貨幣をデフォルトフリー
という。先に触れた
債務ヒエラルキーのトップには
こうしたデフォルトフリーの貨幣が
存在していることが好ましい。つまり
コメ貨幣の場合、コメが十分に取れなければ
コメ貨幣はデフォルトする可能性があり、
そしてコメ貨幣がデフォルトすれば、
そこから派生したすべての貨幣も連鎖的に
デフォルトすることになる。
租税による決済だけを約束している政府貨幣なら
こうしたことを避けられる。(これは
政府貨幣を決済手段とする貨幣なら
デフォルトしない、ということではない。政府貨幣が
デフォルトして、その下の貨幣がすべて
無価値になることが避けられる、ということ)。

15 政府の発行する貨幣は、
いつ発行したものであっても、
納税に際して額面通り(つまり1円は1円として)に
政府自身によって受取られる。
これは金融の専門的に言うと
「期限の利益」と呼ばれるものが「ゼロ」ということに
なるのですが、ここでは説明を省略する。
いずれにせよ、デフォルトリスクがなく、
「期限の利益」がない場合、だれにでもいつでも
受取ってもらえる。
こうした貨幣には、発行者自身が
望んで支払うのでない限り、
金利も支払われない。

16 MMTによれば、政府は
こうした貨幣を発行することによって
民間部門で売りに出されている経済的資源を
自由に徴用することが可能になる。
(もちろん、民間に存在していないものは
入手不可能だし、それによって
民間部門の利用可能な経済的資源が
減ってしまうこともあり得る。)

17 したがって、政府には財源として
税金を徴収する必要はない。
ただ貨幣を流通させるためには
租税制度(あるいはそれに代わる貨幣債務の
決済制度)が必要不可欠。

18 政府は自らデフォルトフリーで
期限の利益のない貨幣を発行して資源を
調達できるので、民間から借金をする必要は
本来、ない。ただし貨幣の素材が
貴金属でできていたり、租税債権との相殺以外の
方法による決済を約束している場合には
そうとは限らなくなる。貨幣の素材が貴金属であれば
必要な貴金属を民間から借りてこなければならないことも
あるし、租税以外の方法で決済する場合に
その決済手段が十分入手できなければ
決済を先送りするため、民間に対して
決済を先送りしていることを示す債務を
負わなければならなくなる。

19 租税による決済だけを約束している貨幣の場合、
政府はお金を誰かから借りる必要はない。
(ただし、外国との関係では
そうはいかないこともあります。)したがって
現在「国の借金」などといわれているものは
実態がないことになります。

20 現在の先進国では、通常、中央銀行(日本で言えば
日銀)と政府は別組織とされている。中央銀行は
もともとは「準備銀行」と呼ばれる民間の組織が
発達したものだが、現状では政府の一部。
形の上で、お金を発行する中央銀行と
政府とが別組織であるため、政府は中央銀行から
「借金をしている」という形を取っている。
しかし実際には、中央銀行は政府自身の一部なので
政府が借金をすることなど会計的には
不可能。なぜなら自分で発行した負債を
自分で借りることになってしまうから。

21 従来、多くの先進国では
政府が「お金」を発行できない一方で、
中央銀行は「有利子負債」を発行することができなかった。
有利子負債とは、保有者に対して金利を支払わなくては
ならない債務のこと。そのため、中央銀行は
自分自身で金融市場の金利を定めることができず、
政府発行の国債を使うしかなかった。

  • ric********さん

    2020/6/2818:13:16

    22 つまり国債システムとは
    一方で、政府は勝手に貨幣を発行して民間から
    資源を徴用しているのではなく、民間経済主体同様、
    金融市場から資金を調達しているのだ、
    という実態からかけ離れたイメージを作り出し、
    同時に、中央銀行は貨幣(ベースマネー)の独占的
    供給者として、金融市場金利を一方的に押し付けているのではなく
    金利は市場での国債取引によって
    決まるのだ、とこれまた実態からかけ離れた
    イメージを作り出すための
    自己欺瞞のためのシステム。MMTでは
    こうした自己欺瞞(これが翻って
    政府や中央銀行の行動を制約し、
    国内経済に必要な措置を取れなくしている)を解消すべく、
    国債制度の廃止を唱えている。

    23 現代における先進国の貨幣システムは、
    まず政府貨幣を中央銀行が発行するという形を
    とり、民間銀行が、この政府貨幣によって決済される
    負債という形で預金通貨を発行し、
    ノンバンク金融機関や、民間企業が
    銀行預金通貨によって決済される貨幣を

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質問した人からのコメント

2020/7/1 16:06:49

回答ありがとうございます…!
一番わかりやすかったので選ばせてもらいました。
他の方たちも分かりやすかったのですがすみません…!

ベストアンサー以外の回答

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pf_********さん

2020/6/2809:34:09

自国通貨(円)で国債を発行出来るなら2~4%程度以上のインフレになるまで国債を発行しても良いという事

自国通貨はいくらでも日銀が発行(印刷)出来るから、お金が足りなくなるという事は無い

国債を発行すればその分のお金が国民の間に出回ることになる

インフレになるようであれば、国は増税して、民間からお金を吸い上げられるので強度のインフレにはならない

最終的には景気が良くなれば税金を徴収して国債を買い戻せばいい



現実問題、日本政府は1000兆円の借金を抱えていると言っても

日本国債の半分を日銀がお金を発行して買い占めていますが、インフレにもならないし金利もほぼ0なんだからもっと国債を発行出来るはずです

old********さん

2020/6/2707:25:10

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編集あり2020/6/2700:20:10

フリーランチはある。
幾らでもランチを注文できる。
カネの心配は無用。
ただランチの数に限りがあると注文しても出てこないのでそれは困る。

通貨を発行できる国は財政的な制約はない。但し供給力を大幅に超えるとお金の価値が下がり過ぎるので注意。

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