ID非公開
ID非公開さん
2020/8/30 14:59
2回答
震源断層の範囲と余震域は同一のものとして考えられているのでしょうか?また震源断層とは、本震によってできた断層のことのみを指すのか、余震によって発生した断層も指すのか、どちらが正しいのでしょうか?
震源断層の範囲と余震域は同一のものとして考えられているのでしょうか?また震源断層とは、本震によってできた断層のことのみを指すのか、余震によって発生した断層も指すのか、どちらが正しいのでしょうか? 「余震」のウィキペディアに「断層は一度に(本震で)動ききらず、動ききらなかった部分が本震の後に動くことを余震という」との解説がありました。この解説を見ると、本震だけではなく余震も含めて「震源断層」と主張しているように解釈できます。 ですが、学校の教科書には震源断層とは別に、「余震域」という概念が登場しています。教科書の余震域の解説を見ると、本震によってできた断層を震源断層といい、余震によってできた断層は震源断層に含まれないと解釈できます。 どちらが正しいのでしょうか?
本震によって(直接的にも間接的にも)出来た断層のみを震源断層と言うのか、それとも帰納的に地震が起こった範囲を全て震源断層というのか、どちらが正しいのでしょうか?
ベストアンサー
本震が発生してからほぼ1日以内に発生した余震の震源(つまり余震域)の場所は、ほぼ本震の震源断層の範囲と同じと考えていいです。 しかし余震域は時間とともに広がる傾向があり、数日たつと余震域のほうが広くなることが多いです。特に比較的大きな余震が発生した場合は、その余震の余震が発生し、それは最初の本震の震源断層よりしばしば外に出ます出ます。 教科書にあるように、もともと震源断層と余震域とは別の概念です。それらがほぼ一致することが多いということです。余震によってできた断層は震源断層に含まれません。
ID非公開
ID非公開さん
質問者
2020/8/30 15:17
なるほどありがとうございます!教科書には余震の震源分布を調べることで、震源断層の範囲を知ることができると書いていましたが、これは本震が発生してから一日以内の余震域が震源断層と一致するからということですね!ありがとうございました!
質問者からのお礼コメント
お二方ともありがとうございました!とてもわかりやすかったです!
お礼日時:2020/8/30 15:43