陸上自衛隊は災害の時以外の普通の日は訓練以外何しているんですか?

陸上自衛隊は災害の時以外の普通の日は訓練以外何しているんですか?

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自衛隊には防衛力整備計画、年度防衛計画など予算が絡む事業があり、それに基づいて、方面総監部、師団司令部などが隊務運営計画を示達、連隊や大隊など零下部隊はそれに基づいて、各隊ごとの隊務運営計画を作成します。この計画によっていわゆる線引きが行われ、一年のだいたいの動きが分かります。11月ごろに1次示達が行われ、連隊は持ち返って連隊の特性に照らし合わせて審議し上級部隊に返答、2次示達は2月ごろ、これでだいたい大筋は決まり、正式な示達はだいたい日本の会計年度の3月末です。たまに国会が紛糾して予算が成立しないと、我々自衛隊の隊務運営計画も立てられないという現象が起きます。 対戦車ミサイルや暗視眼鏡など装備を入れ替える、共同訓練や米国射撃の担当になる、師団長が防御戦闘の練度を高めろとおっしゃった(となると演習は穴掘りだな、とか)、特技教育(衛生や施設、通信、車両・武器整備、語学、レンジャーなど)職種にかかわらず共通的に必要なものを連隊は何日から何日に実施して、何名を養成する、など大枠が決まります。部外支援や広報といって、駐屯地祭、殉職者慰霊祭などの開催や地元の祭り(雪祭りや七夕など大規模なものもあるし、隊区という割り当てられた市町村の夏祭り支援で炊事車出してカレー作るとか、〇〇子供乗り物ショーに自衛隊車両を展示せよとか)、駐屯地業務(消防隊、食堂、外来宿舎、医務室などへの差出人員数や期間など)、自衛官の本業の訓練では、射場の配当でだいたい射撃できる日も決まっているので、それに合わせて連隊射撃競技会の練成(練習のこと)や指揮官会議、実施日、予備日なども決められる。連隊長以下退院までの関心事が、訓練検閲、中隊検閲は2年に一般だったかな、ただ連隊検閲は1年に必ず一回ある、それも図戦という地図の上で体育館を使って行うもので頭のトレーニングをしてから、秋の天候のいい日に演習場で練成を終えたのち本番となる。冬季検閲がある連隊もある。あとは柔剣道競技会、持続走競技会、など競技会も隊員の戦闘力アップということでたいていは検閲前にセットされるが、検閲の準備訓練で演習が多い場合もあるし、あまり検閲前に行事を集めると検閲後にやることなくなって隊員の服務事故が増えるので、隊員の集中力を切らさないようにばらけさせる場合もある。これは連隊長の匙加減。お前ら旅行して世間を知ってこい、と検閲後二週間くらい代休処理をさせた連隊長もいました。 昔は不寝番というのがあって、月に二回くらいは夜中に起こされて隊員宿舎を巡回する特別勤務がありましたが、バブル期の隊員士気高揚施策で無くなりました。それでも当直、警衛と特別勤務はありますので、これも訓練訓練から目先を変えるには役立ちます(息抜きではない)。駐屯地や他部隊に差し出す臨時勤務というのもあり、こちらには消防隊勤務や糧食班勤務、自動車訓練所教官、その他事務作業や助手というのがあります。 検閲前には演習場整備というのもあって、訓練で暗い夜道で穴に落ちたり、車が側溝にはまったりしないように、きれいに草刈りして、路肩を整備したり、不法投棄をしたごみを回収したり、我々の道場である演習場をきれいにして安全にするという仕事もあります。仕事ではないので管理野営というゆるゆるの態勢ですので、夜は毎晩毎夜大宴会となります。停弾堤整備という土方のキツいのもありましたけれどね。 中隊にいるときは、整備が多いです。中隊本部には係陸曹というのが事務室に十数名いて、中隊の運営を補佐する訓練係や人事係、中隊の装備品を補佐する通信、車両、補給などがいます。演習や管理野営で中隊の装備品を使った後は、個人装備や火器以外に、通信機、部隊装備火器(キャリバー50)、天幕やストーブ、車両、円匙(スコップのこと)などがありますので、その次すぐに使えるように、使った装備品を洗ったり、油を塗ったりして倉庫にしまいます。野営で使った毛布も天気のいい日に干して、きれいにたたんで倉庫にしまいます。これが何に役に立つかというと、災害派遣です。倉庫の棚にはビンカードといってそれぞれの品目名や現有数が記され、さらに倉庫のドアには全部の品目の品目、現在数、使用中の物、整備中の物など装備現況表があり、補給陸曹はこれをチェックして、自分が不在時でも当直幹部がそれを見て一目で中隊にどれくらい物があるのかを一目で把握できるようにします。車についても同じです。演習帰りや金曜日には各車両の燃料タンクを満タンにしなければなりません。 さらに上級部隊の師団が連隊が正しく運営されているか、装備品を正しく取り扱っているか、を肩に階級章を着けたえらい方が多数司令部から点検に来るため、それに備えて書類を整理したり、物の管理を徹底したりします。事前の連隊点検がありますので、その時に不備があると大目玉を食らいます。隊員の動作としては掃除や片付けが多いので、一任期くらいで辞める隊員は、自衛隊って掃除するところだったんだ、という印象を持っている人も多いと思います。 まあ毎日毎日目先が変わって退屈ということはありません。私は普通科でしたが、実務を負っている通信、需品、武器科やそれこそ敵機侵入に備え常にアラート体制にある高射特科などはまた雰囲気が違います。

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ThanksImg質問者からのお礼コメント

ご回答ありがとうございました!!

お礼日時:9/19 23:49

その他の回答(7件)

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整備や体力錬成など 長い目で見れば入校なんかがあるので、多い者なら 定年までの1/4は教育なんて場合も

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訓練の準備、教育 訓練の訓練して 資材等の整備、修理 使用実績を記録しなければならないものは記録用紙に記録 毎月末又は毎期末〆で履歴簿に記載 本訓練の準備、点検、教育 本訓練 点検、整備、修理 週末点検、月末点検、期末点検 その為の点検、整備 まぁ、ほとんどが点検と整備、点検と整備の結果は書類にして残し、パソコンのシステム記録にも入力していく事に費やされます。 通信だと有線電話の野外電話線の整備が大仕事 天幕も洗って干して修理して格納 車両は洗車と燃料補給 偽装網も洗って干してゴミ取ってきちんと畳んで格納 それぞれ決められたところに決められた通りの形で決められた数通りに格納する。