なぜDNA複製の忠実度はあんなに高いのですか?

ベストアンサー

0

その他の回答(2件)

0

どのように忠実度が高く保たれているのかではなく、なぜ忠実度が高く保たれているのか、という質問だと理解します。 あまりに忠実度が低い場合、遺伝情報が保たれず、生存可能な次世代の細胞が作れない(エラー・カタストロフ)ことは容易に想像できると思います。したがって、忠実度の下限は存在するはずです。またゲノムサイズが大きくなり必須な遺伝子の数が増えるほど、この下限は大きくなる(より忠実になる)必要があるでしょう。一部のRNAウイルスは、この下限に近いところにいると言われています。 では、忠実度を上げれば上げるほどいいのかというと、これは結構難しい問題です。ある程度の変異が入らないと進化が起きないことは当然ですが、集団を維持するのに最適な変異率(1-忠実度)があるのかどうか、現在生きている生物の複製忠実度は最適な値に近いのかは現在でも盛んに議論されていると思います。もちろん環境変化の度合いによるでしょう。 なお、ヒトの変異率は10^-9ぐらいぐらいで非常に低いように思われるかもしれませんが、これは一回複製すればゲノム全体で数個のエラーが入る頻度です。ひとりのヒトの細胞数は10^13オーダーなので、受精卵からはじまってこの数になるには体全体でのべ10^13以上のエラーが入っているはずです。これを10^9塩基でわると、からだ全体で考えた場合、ひとつの塩基が10^4回も変異しているという、ちょっと信じらないような大きな数になります。

0

ディジタルデーターに比べれば、生物のDNA複製には変異が入りますよ。 一応、複製エラーの修復系がありますが。 変異しないと進化しないから、生物の遺伝子には変異があることが必須です。