雷電は、なぜ戦闘機と格闘戦をしなかったのですか? ゼロ戦の御供が必要だったのですよね。
雷電は、なぜ戦闘機と格闘戦をしなかったのですか? ゼロ戦の御供が必要だったのですよね。
雷電は、B29の攻撃用ですか?
ベストアンサー
雷電は海軍の泊地など要地を爆撃しようとする敵攻撃機を邀撃する防空戦闘機(局地戦闘機と呼びます)として開発された戦闘機です。 なので、スピードと上昇力を主眼に開発されたのですが、運動性能はイマイチなので、対戦闘機戦闘は苦手です。 B-29が相手の場合、雷電の上昇力に零戦はついて行く能力が有りませんから、零戦が護衛することは有りません。 因みに、海軍には重戦闘機とか、軽重での区分は有りません。 ただ、本土空襲が始まったのち昭和20年4月からはB-29が護衛戦闘機を随伴するようになりましたし、米海軍による空襲も激化してきましたから、雷電が敵戦闘機と格闘戦になるケースも多々有りました。 その様な中で、302空の坪井庸三大尉がF6Fを2機以上撃墜とか、同部隊の赤松貞明中尉がP-51を撃墜とか、勝利の事例もあります。 しかし、前述の通り、元々対戦闘機戦闘は苦手なので、敗北を喫する場面が多く有りました。
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