う~ん、一応本当の事を説明しておきますね。
人間が「作業をする」、つまり細かな操作を正確に行うためには、手を使うのと足を使うのとならばどちらが適しているか、これは考えなくてもわかります。
「手」ですね。
航空機や船舶の操縦は言うに及ばず、外科医の手術もピアニストの演奏も料理人の包丁さばきも全部手で行います。足で寿司を握る板前はいないでしょう。
ただし、ピアニストみたいに手だけでは追い付かない場合に、補助的に「足」を使用する事になります。ドラマーの足打や、歯医者さんのフットペダルもそうですね。
車の運転で最も重要で正確さが必要なのは「ハンドル捌き」でしょう。これを間違えると、何を間違えなくても事故に至ります。ですからアクセルやブレーキの操作は(仕方無く)足で行うわけです。
結論を言うと、車と違って「レールの上を自動的に走る列車にはハンドルが無いから」というのが理由です。手で操作できるものを、わざわざ足で操作する理由が無いのです。