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国際連盟を脱退した事で国際的な孤立を招いたという一面はありますが、その後に国際連盟は急速にその権威を失います。 これは満州事変で国際連盟が殆ど有効な手立てを打てなかった事も原因の一つであり、日本も一時的に欧米諸国との貿易が減少しますが、日中戦争勃発まで経済的にも発展します。 ただし貧富の格差は拡大し、これが二・二六事件の一因となります。 また中国との関係は当然悪化しますが、満州事変と満州国建国が大成功と国内的に見られた事から、それが日中戦争の遠因となります。 満州を確保した事で三方を囲んでいるソ連から満州を防衛する事が日本陸軍のもっとも重要な事となりました。 そのため対ソ戦略のためにドイツに接近し、これが独ソ不可侵条約による平沼騏一郎内閣の崩壊や、日独伊三国同盟の遠因となります。
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質問者からのお礼コメント
ありがとうございました
お礼日時:2020/11/24 20:24