ID非公開
ID非公開さん
2020/11/18 16:47
1回答
祖母の新興宗教かぶれがひどいのですが、どうにか辞めさせることはできないのでしょうか。何かそういうカウンセラーのような方はいらっしゃるのでしょうか。神慈秀明会というところです。
祖母の新興宗教かぶれがひどいのですが、どうにか辞めさせることはできないのでしょうか。何かそういうカウンセラーのような方はいらっしゃるのでしょうか。神慈秀明会というところです。
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お祖母様が神慈秀明会でどのような活動をしてみえるのか、そしてそれの何が問題でしょうか。熱心な会員になるには理由があります。入られたきっかけやそこで体験されたことはご存知でしょうか。 神慈秀明会は特に旧体制時代には破壊的カルトとして悪名を轟かせたような団体でした。世界救世教の分派ですが、教祖とされる明主様・岡田茂吉師の思想に反した強引な勧誘、多額の献金、職場や学校よりも活動を優先される誤った指導により、会員の生活を破壊し人生を狂わせました。 しつこい勧誘や押し付け、恐怖信仰、信仰的脅迫…明主様・岡田茂吉師の思想に真っ向から反しています。岡田茂吉師は自由なる信仰を説きました。医療についても今でいう統合医療を推進する立場でした。それを曲解して「医者へ行くな」「絶対だ」と押し付けるのが破壊的カルトです。 神慈秀明会の間違いは明主様・岡田茂吉師が示した元の「み教え」や「ご論文」で論破できます。「明主様はそんなことは言ってないよ」と、あなたが教えてあげてください。頭から否定すると逆効果です。お話を聞いて寄り添ってあげて。 私は破壊的カルトに反対し、社会からなくしたいと思っています。神慈秀明会の人たちが誤りに気づき、本来の岡田茂吉師が説いた教えに立ち返り、共に手を携えて心身ともに健康な町づくり・真文明の創造をやっていくことを願っています。 <神慈秀明会について> 神慈秀明会は、世界救世教の分派のひとつで1970年に創立されました。主に浄霊(額と脳天への手かざし)、自然農法(農薬や化学肥料を使わない農法)、美術文化活動の3つの活動をしています。本部は滋賀県甲賀市にあります。創立者は小山美秀子、現会長は小山弘子。教勢は35万人。 1996年までの旧体制では、教祖とされる明主様・岡田茂吉師の思想にも反した強引な勧誘、多額の献金、職場や学校よりも活動を優先させる誤った指導により、会員の生活を破壊し苦しめました。その一方で16億円もの脱税も報道され、社会からは「破壊的カルト教団」の烙印を押されました。神慈秀明会は、2000編はあるといわれる岡田茂吉師の論文の5%にあたる100編しか「聖教書」として会員に読むことを許しておらず、それさえも都合の悪い部分を改変したり隠しています。小山美秀子を会主様、小山弘子を会長先生と呼ぶ「小山教」と化し、それが正しい「明主様信仰」であると信じ、疑うことも許されずに文字通り奴隷化して盲従させられてきました。苦しみながら無理な献金をしたり、病気も治らずに不幸になっていくのであれば、地獄的宗教であり、正しい信仰ではありません。 体制が改まってからは、会員の考え方も全体として自由になり、秀明自然農法、MIHO MUSEUM(美術館)や秀明太鼓を中心とした美術文化活動を地道に行っているという印象を受けます。最近では、リサ・ヴォートさんの絶滅危惧種ホッキョクグマの写真展とワークショップなどにも協力しています。以前の悪いイメージから各地で施設建設に対して反対運動を起こされていますが、今では、それほど警戒する必要のある団体ではないと考えます。ただ、一部の専従(教団の先生)や古くからの会員には、旧体制時代以来の考え方を引きずっている人もたくさんいると思います。 <浄霊について> 「浄霊」は手をかざす療法のひとつで、不幸や病気の原因になる霊の曇りや毒素を溶かすことで心身ともに健康になる「幸福を生む方法」(神慈秀明会では幸福を祈る方法)であるといわれます。 「手かざし」そのものは伯家神道などで古くから伝えられたもので、明治天皇もやっていたそうです。神慈秀明会を含む世界救世教系の諸教団のものなどが有名です。宗教以外の統合医療としては、気功やレイキや岡田式浄化療法などが「生体エネルギー療法」といわれます。医療予算の少ない東南アジアや中南米には、政府や地方自治体が療法士の育成をしているところもあります。自然治癒力を高めて体内の毒素の排泄を促します(デトックス)。実験や臨床例も多く報告されていますが、中にはプラシーボ効果を含む精神的なものもあるでしょう。手かざしによって、なくなった足が生えることはないと思いますが、摩耗ですり減った膝関節の軟骨の代わりに別の組織が発達して歩けるようになった事例はあります。妊婦さんのつわりが軽く済んだ、楽に出産できたという話もよく耳にします。 基本的に神慈秀明会では額と脳天しか浄霊しませんが、岡田茂吉師が創始した元の方法で腎臓を中心に全身受けられると効果が実感できるかもしれません。誰でもできる健康法です。宗教的には「浄霊」(世界救世教、神慈秀明会など)、統合医療としては「岡田式浄化療法」(MOA)といいます。 もともと明主様・岡田茂吉師の思想や行ってきた事業は、純然たる宗教ではなく(宗教は一部には含まれますが)、浄霊・日本医術・岡田式浄化療法を中心とした健康法(統合医療)、美術文化、自然農法などを通じて心身ともに健康な人や町をつくることに寄与して新しい文明を創造していこうということでした。例えば、今でこそ普通に受け入れられてきた農薬や化学肥料を使わない自然農法を世界で最初に唱えたのも彼でした。医療については絶対に注射をうたないなどという硬直化した考えを説いたわけではなく、今で言う統合医療です。 参考 岡田茂吉インターフェイス:特に「非カルト宗教モデルとしての岡田茂吉思想」が参考になります。 http://shuken.sonnabakana.com/menu.html MOAインターナショナル:オリジナルの岡田茂吉思想に近い活動をしている団体だと考えています。神慈秀明会などとの比較ができます。 国の認可を受けて主に岡田式健康法、自然農法・自然食、MOA美術館を中心とした美術文化の3つの活動を行っています。同じ岡田茂吉を創始者としますが「世界救世教 東方之光」とは別の団体です。宗教では救いが限られてしまうとして、宗教教団とは別につくられた「大日本健康協会」がルーツです。 http://www.moainternational.or.jp/
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ID非公開さん
質問者
2020/11/24 11:01
こんにちは。回答ありがとうございます。貴方様は神慈秀明会について深い知見をお持ちのようなので、よろしければいくつか相談させていただけませんか。
質問者からのお礼コメント
大変お世話になりました。ありがとうございました。
お礼日時:2020/11/24 21:10