立憲民主党は、かつて野党第一党だったのに衰退していき、遂にひとりになってしまった社会党、社民党の失敗を、反面教師として学んでいるから、失敗しないと思います。 社会党、社民党は、自衛隊廃止、日米安保条約廃止による非武装中立を主張してきましたが、日本の周囲は「無法者国家」ばかりで、北朝鮮による拉致事件や中共の日本侵略が起きている訳で、これらに蓋をして「みて見ぬふり」をしてきた社会党、社民党は、有権者から見捨てられてしまいました。 今回の社民党の分裂で、地方組織が弱いとされる立憲民主党としては、社民党の都道府県支部の移行が期待できますし、今回立憲に行かなかった都道府県支部でも社民党の将来に不安を持つ党員は多いことから、ひとりひとりに働きかければ、相当数の社民党の党員が獲得できると期待しております。 社民党の大規模な都道府県支部は、立憲に行くことを決定しておりますので、今後社民党に残る党員は激減することが予想されます。そうすると党費の値上げ、寄付の要求が激化することは必至で、これに嫌気がさした社民党の党員の大規模移籍が起きることは間違いなく、今後残ると見られる3,000人の党員が2021年末には数百人にまで激減する可能性が高いです。 そうすれば社民党に残った、ただ一人の国会議員である福島党首が、2022年参院選立候補断念に追い込まれることは必至で、余生は弁護士やって暮らしてもらうといいでしょう。 立憲民主党は、ガンガン社民党の党員を引き抜くとよいのです。