まあまず無いでしょう。
実際の演劇化も計画してましたし、恐らくアニメ化する計画もあったでしょうし、グッズの販売配布も行っていて更に展開するつもりだったでしょう。そうなるとまず間違いなく「アクタージュ」という題名そのものを商標登録していたと思われます。また今までの著作権の行使権限も集英社に代行させる契約を結んでいたと思われます。
要するに集英社の許可が無いと「アクタージュ」というタイトルは使用できないでしょうし、その内容に倣った続編も発表できないでしょう。
しかし集英社としてはそれまでの色々な計画をオジャンにされ、恥をかかされた上に大きな損害を被った訳です。どういう形であれ、そう簡単に許可を出すとは思えません。無償でWeb公開だなんてのも許さないでしょうね。ましてや僅かでも利益になり得るのなら、他社に譲渡するとも思えません。
また被害者でもある作画の先生を守り、発表したようにいずれ何らかの形で連載をさせる道義的義務があります。そういう状況であやつを許せるでしょうか。
最初の案件はどうやら何故か認めたのに不起訴にはなったみたいですが、再逮捕された件もありますし、更に常習で逮捕には至っていない案件が複数ありそうです。例えそれ等もすべて不起訴か無罪であっても、全く関係が無い被害者を襲った事件は道義的に悪質性が高いです。相手にも非がある同意や、単純所持とは性格が異なります。
まあすべてが不起訴か無罪か刑を果たし終えて、更にほとぼりが冷めた頃に、集英社との契約を解除されてマイナー他誌で別のペンネームで全く別の作品を書くのがせいぜいだと思いますね。他の仕事を探したほうがいいでしょう。
またアクタージュが人気になったのは作画の先生の絵があってこその要素も大きいです。そのコンビで作らない限り、もはやアクタージュではなくなると考えます。しかしそのコンビの再結成はまずあり得ません。せいぜい後年にコミックの再発売と既作成分に打ち切りエンドの描き下ろしをちょっと加えて、追加発行するくらいでしょうね。