中尊寺金色堂は、世界遺産「平泉‐仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」を構成する一つの資産である中尊寺に属する物件の一つとして登録されたもので、単体で登録されていません。
「平泉‐仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」は、平安時代末期から100年にわたり建造された仏国土(仏の世界である清浄化された浄土)を表す仏教寺院や浄土庭園が残されていることなどが評価されて登録されました。
もちろん中尊寺金色堂は、国宝に指定されているなど単体でも優れた建造物であることは間違いありません。
なお、「平泉‐仏国土を表す建築・庭園及び考古学的遺跡群」は次の五つの資産で登録されています。
1.中尊寺(ちゅうそんじ)
2.毛越寺(もうつうじ)
3.観自在王院跡(かんじざいおういんあと)
4.無量光院跡(むりょうこういんあと)
5.金鶏山(きんけいざん)